テレビゲーム、プラモデル、人気アニメのアイテム、着せ替え人形

 子どもの頃に買ってもらえず、でもどうしても欲しかった当時の気持ちが忘れられない「おもちゃ」はありますか? このテーマに関する投稿はX(旧ツイッター)などにも多く、「仕事をして自分で買えるようになってから“大人買い”した」「懐かしいアイテムを探してついフリマアプリを検索してしまう」といった声も多数聞かれます。

 Xでよく見られる「欲しかったおもちゃ」は、リアルな再現度と関連アイテムが豊富なおままごとセット、リカちゃんシリーズなどの着せ替え人形、ファミコンやスーパーファミコンなどのテレビゲーム、プラモデル、たまごっちなどの携帯ゲーム、キラキラしたお姫さまキャラのアイテムなど。

「シルバニアファミリー」などは、大人になってからハマる人も多いようで、Xでは「#シル活」というハッシュタグも誕生しています。

 また、「ひみつのアッコちゃん」「美少女戦士セーラームーン」「カードキャプターさくら」「おジャ魔女どれみ」といった“魔法少女”が登場する漫画・アニメの関連グッズは今も魅了され続けるファンが多数。

 特にセーラームーンは今もコンスタントに関連グッズが展開されており、大人になったかつての女児たちが買い集めている様子も垣間見えます。

テレビゲームのイメージ

子どもの頃に買ってもらえたら、オタクにはならなかった?

 あこがれのアイテムをついに手に入れられた人たちの報告もSNSにはあふれています。

「いくつでも欲しくなるし、実際に買えることが幸せ」
「大人になって良かった、と一番思うことかもしれない」

など、自分でお金を自由にできるようになったことで長年の夢がかなったことを喜ぶ人がいる一方で、

「何個持っていてもまた新しいものが欲しくなる。まだまだ欲しい。正直キリがない」
「子どもの頃に我慢したものは、大人になってから歯止めが利かない」
「どうしても欲しかったけど買ってもらえなかったものに永遠に固執してしまう。この気持ちはある意味“トラウマ”なのかもしれない」

と、自身の気持ちをやや自虐的に分析する声投稿散見されます。また、「子どもの頃にゲームを買ってもらえていたら今みたいなゲームオタクにはならなかった」という声も。

 欲しかったものが“あの頃”手に入っていた場合と、今ようやく手にできたこと、どちらを幸せと感じるかは人それぞれなのかもしれません。

 あなたは、子どもの頃欲しかったけど買ってもらえなかったおもちゃはありますか?

(LASISA編集部)