割り勘でいいよ!…女性の本音は?

「あけるさいむ」を運営するONE FOR ONEが、「デート代割り勘問題」についてのアンケートを実施し、その結果を発表しました。調査は2024年4月、20〜30代の男女100人を対象に、インターネット上で行われました。

月々のデート費用は大体どのくらいですか?

それによると、月々のデート代について、女性は5000円〜1万円と1万円〜3万円が同率で合計68%(各34%)、男性は1万円〜3万円が48%と最も多く、次に5000円〜1万円(35%)といった回答結果になりました。男女ともにおおよそ月々3万円以内という範囲でデートを楽しむ2〜30代が多いようです。

デート費用が家計(生活費)を圧迫していると感じるかという質問に対し、「はい」と回答した男性は45%、女性は35%、その差10%という結果となりました。

「交際相手とのデートで支払いはどうする?」といった質問で、「割り勘」と答えた女性は52%と最も多いのに対し、男性は27%。男性の回答で、最も多かったのは「男性が多く払うもしくは男性が奢る(合計71%)」でした。

 この回答からは、女性の中でも割り勘意識が高くなってきている点、男性は「自分が多く払う・払わないと」という意識があるといった点が見えてきました。

 一方で、「正直、デート費用は相手に奢ってほしいもしくは多く出して欲しい?」という質問をしたところ、男性は57%が「割り勘がいい」と回答、続いて「いいえ」と回答した割合が39%と続きました。対して女性は「はい」と回答した割合が52%と最も多く、40%が「割り勘がいい」と回答しました。この回答からは、女性に「奢ってほしい」と思う男性割合はわずか2.9%と少ないものの、男性の約6割はデート代を割り勘にしたいという本音が見えました。

 先ほどの、「交際相手とのデートで支払いはどうする?」といった質問では、約7割の男性が「多く払うもしくは奢る」と回答していたことから、男性のデート代に対する理想と現実にはギャップがあることが分かりますね。

 女性の回答も見ていきましょう。同質問の「交際相手とのデートで支払いはどうする?」で、デート代の支払いは「割り勘」と答えた女性割合は約半数に上り、建前上は割り勘を受け入れているようです。

 しかし、「デート費用は相手に奢ってほしいもしくは多く出してほしい?」という質問に対して、女性の約半数が「男性に奢ってほしい」と回答するという結果に。女性も男性同様、デート代に対する理想と現実にはギャップがあることが分かります。

 回答結果から、男女の意見は以下のように理想と現実があるのではないかと考えられます。

男性の現実「自分が払うよ」→ 理想「割り勘にしてくれたらいいな」
女性の現実「割り勘にしようよ」→ 理想「奢ってくれたらいいな」

 これがデート代に関する男女の理想と現実なのでしょうか。

(LASISA編集部)