4/18、ドラマ『私の夫と結婚して』で人気沸騰中の俳優ナ・イヌが来日!
ファンミーティング「2024 NA IN WOO Japan 1st Fan Meeting」を控えたナ・イヌが、アマゾンジャパンのオフィスを来訪し、社員たちとPrime Videoを通じて世界配信したドラマ『私の夫と結婚して』の大ヒットをお祝いし、感謝を述べました。


『私の夫と結婚して』は、2024年1月1日にAmazonのPrime Videoで配信がスタートすると、韓国コンテンツとして初めてテレビショー部門のグローバル・デイリーランキング1位を獲得し、日本を含む73ヵ国で1位となった大ヒットドラマ。


今回、編集部はナ・イヌのアマゾンジャパン来訪に同行。大ヒットとなった『私の夫と結婚して』のドラマのお話を中心にインタビューを実施しました。
ちなみに、撮影は編集部たってのお願いで『私の夫と結婚して』のユ・ジヒョク部長が勤務するU&Kの“日本支社”に出張に来た、という設定でアマゾンジャパン社内で撮り下ろし!

(実際来訪したのはアマゾンジャパンのオフィスですが、架空のU&K“日本支社”という設定でご覧ください)





――ドラマ『私の夫と結婚して』が韓国のみならず日本でも大ヒットして、ナ・イヌさんも世界的にブレイクしました。反響についてはいかがですか?

「実際に僕のことを知ってくださる方が本当に増えましたし、ファンの方もとても増えました。『ドラマがうまくいってよかったですね』など応援のメッセージもたくさんいただいたので、感謝のひと言に尽きます」

――Instagramのフォロワーも非常に増えましたよね?

「フォロワー数も増えましたし、もともと僕のことを好きで、愛してくださっていた方たちの僕への愛がもっと大きくなったと思いました」



――『私の夫と結婚して』で演じたユ・ジヒョク部長はクールな役柄でしたね。ご自身との共通点と、ここは絶対違うな、というところがあれば教えてください。

「まず実際の僕は、あんなに恰好よくない、素敵な人ではない、というのが一番違うところですね(笑)。(共通点は)番組などのイメージではクールな姿より、明るかったり、いつも楽しそうにしているという風に思われることが多いのですが、実際にはクールなんですね。僕のことをよく知っている人は、クールだ、ということを認めてくれています」




――ドラマで特に印象的なシーンはありますか?

「ユ・ジヒョクのキャラクターの中で一番力強く見えるシーンであり、そして本当に悲しい気持ちを表現しているシーンでもあり、カン・ジウォンに対する真の気持ちを表現する、でもただの表現ではなくて表に噴出させるシーンがあるのですが、それがワークショップで旗を取るシーンなんですね。あのシーンで初めて大声を出して、叫ぶんです。あの時のジヒョクの気持ちがあそこに如実に表れていたと思います」
※『私の夫と結婚して』7話のシーン





――銃で声を出すシーンも素敵でしたよね。

「(笑)。『ー!』(実際にやってくださるイヌさん)。ありがとうございます(笑)」



――カン・ジウォンを守る姿が「大型犬のようだ」と話題になっていましたがその反応についてどう思いますか?

「あぁ〜!いい意味であればうれしいですね。僕自身の考えというよりも、僕を見てくださっている方たちがどんな風に見てくれているかがすごく気になるんですね。だから、その人たちの考えを受け入れる時もあれば、ちょっと受け入れられないかな、という時もあります。例えば、『可愛い』って言われると『あ、僕は可愛くないな…』って思うのですが、それ以外のことでしたらいい表現やいいことを言ってくださっているのであれば、受け入れる方です」







――ドラマの前半はファッションに興味のない、少しダサめの部長という見せ方をされていたかと思うんですが、後半との差を出すために気を付けたことなどはありますか?





「監督からも注文があったんです。ヘアスタイルだったり、メガネだったり、少しダサく見せるという。最初はちょっとダボっとした感じを監督も望んでいたんですね。先にそういう姿を見せて、後で変身しようと」

――様々な個性的なキャラクターが登場するこのドラマですが、別の人物を演じるとしたら誰を演じてみたいですか?

「ジウォン役をやってみたいですね。死ぬほど切実な気持ちとはどのようなものか感じてみたいですし、それを表現してみたいです」

――ドラマでは2013年にタイムリープしますね。いまの記憶のまま10年前に戻れるとしたらしてみたいことはありますか。 

「過去も、僕の人生の一部なので、10年前に戻ったとしても全てにおいて最善を尽くしますし、また俳優という職業を選ぶと思います」




――『私の夫と結婚して』で見せた柔道シーンが素晴らしかったです。

「作品でアクションシーンを撮る時はアクションスクールに通いながら、俳優さんたちとアクションを学ぶことが多いですね。今回もアクションスクールに通いながら、練習に励みました」

――どのくらい通われましたか?

「4回行ったと思います」



――ドラマでは胸元のハートマークがキーポイントでした。あれはシールなのでしょうか…?

「(胸に指をさしながら)いまここにハートありますよ」

――(一同笑い)

「撮影はシールではなく、インクで描きました」




――ジヒョク部長が、妹の前でアイスを容器ごともってやけ食いするシーンが日本で話題になりました。例えばイライラしたり、嫉妬することがあった時、ご自身ではどう解消されていますか。

「そういう時、僕はまず睡眠をとります。眠くなくても目を閉じて、落ち着こうとしますね。ストレスが溜まった時は、ギターを弾くことが多いです」



――ドラマでは、 妹ヒヨンとのシーンが日本で人気でした。兄妹の空気を作り出すためにヒヨンを演じたチェ・ギュリさんと話し合ったりされたのでしょうか。

「事前に全く話し合いはしませんでした。僕が先に心を開いたら、ヒヨン(チェ・ギュリさん) もすぐに心を開いてくれました。それで、兄妹のような空気を作り出せたのだと思います」





――この作品が爆発的にヒットしましたが、人気の理由はどこだと思われますか?

「韓国式でいうと『サイダー』といって、痛快さや爽快さを表す言葉なのですが、そういうところをジウォンを通して見せてくれた作品だったからではないでしょうか。
すべての人はやはり過去を思い出すと、悔いが残ったり後悔したりしますよね。でもジウォンがあのような姿を見せてくれることで、みなさんが代理満足…というか、自分がジウォンになりきって満足できたのではないかな、と思うんです。2回目の人生をどう生きたらいいのかをしっかり見せてくれました。
ジウォンが選んだのは『復讐』だったのですが、真の人生とは何かということを悩んで、見つけていくために努力をしていたと思うので、それを見て視聴者のみなさんも共感してくださったのではないでしょうか。自分の人生や自分の人生の大切さを感じてくださり、よりドラマに没入いただけたと思います」




――初来日ということで、日本で行きたい場所や、 食べたいものがあれば教えてください。

「ラーメンです。味ごとに全種類食べてみたいです! そして、楽器屋さんにも行ってみたいですね」



――ちなみにレタスクラブは家庭料理のレシピがたくさんのっているのですが、雑誌を見て気になった料理はありますか?

「『わかりました!(日本語)』 (雑誌を見ながら)…とても多すぎて…全部美味しそうです…。『わ〜食べたい(日本語)』…鮭も…(悩んだ様子で)『これ!これです!(日本語)』」
※レタスクラブのレシピ「マッシュ肉じゃが」をご指名。ちなみに最後悩んでいた鮭のレシピは「じゃがいもと鮭のバタポン炒め」でした






――今後どのようなキャラクターを演じてみたいですか?

「出来る限り多様な姿、今までやったことのない役を見せたいと思うので、アクションをたくさん見せられる役や、濃いメロドラマやラブストーリーをやってみたいですね」

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この後、Prime Videoチームから花束贈呈式と乾杯が行われました。イヌさんは、
「皆さまからたくさん愛していただき本当にありがたく思っています。
僕は支えてくださった監督やスタッフ、共演者の方々を代表してこの場に立っていると思います。本当に感謝の一言に尽きます。このように歓迎してくださり、喜んでいただき、ありがとうございます。僕が代表して心を込めて感謝申し上げます」
と感謝の気持ちを話されていました。



丁寧に言葉を選び、真摯にインタビューに答え、撮影の際は「メガネをかけてくださいますか」と急なお願いにも関わらず快く撮影に応じてくださったナ・イヌさん。時間通りインタビューを終了しようとすると、「何をそんなに急いでいるのですか? イッツオーケー、イッツオーケー!」と追加の質問に答えてくださる優しさにスタッフも感動。周囲に気さくに優しく接して、とにかく謙虚…! 
アクションやメロドラマをやってみたいとのことで、次回作も楽しみですね。





ユ・ジヒョク部長、またの日本出張をお待ちしております…!



Amazon Original 『私の夫と結婚して』Prime Videoで独占配信中(C) Studio Dragon by CJ ENM
【5月3日からPrime Videoで『私の夫と結婚して』日本語吹替版配信予定】

撮影=村上未知/インタビュー協力=竹内ことり
【レタスクラブ編集部YYY】