私たちの暮らしに必要不可欠となりつつあるスマホは、その多機能性が魅力です。

同じく多機能なスマートウォッチの有用性も認められつつあるものの、購入するまでには至っていない方も多いのではないでしょうか。

そんななか、アメリカ発ウェアラブルデバイス大手のGarminから、スマートウォッチデビューのハードルを下げてくれるエントリーモデルが登場しました。

左側から①Coconut / Cream Gold、②Lilac / Metallic Lilac:シリコンバンド仕様の「Lily 2 Sport」(3万9800円)、③Coffee Nylon / Cream Gold、④Sage Gray Nylon / Silver:ナイロンバンド仕様の「Lily 2 Classic」(4万4800円)、⑤Tan Leather / Cream Gold、⑥Mulberry Leather / Dark Bronze:レザーバンド仕様の「Lily 2 Classic」(4万7800円)
Image: ガーミンジャパン株式会社

Garminの新作スマートウォッチ「Lily 2」シリーズ(Sport / Classic)は、デザインと着け心地をアナログな腕時計に寄せつつも、身体の状態を数値化してくれるセンサーやアルゴリズム、また交通系電子マネーなど暮らしに役立つスマート機能をまんべんなく搭載したデジタルデバイスに仕上がっています。

また、内蔵のフィットネスサポート機能にストレスを緩和し集中力を高める「ブレスワーク」が新たに加わり、いつでもどこでもマインドフルネスを実践できるようになりました。

新製品発表会に赴き、さっそく「Lily 2」を実際に使ってみた感想をお届けします。

【Garmin「Lily 2」シリーズはこんな人にオススメ!】

  • 洗練されたデザインのスマートウォッチを身につけたい
  • 就寝時にも邪魔にならない軽さと薄さを求めている
  • バッテリーはできるだけ長持ちしてくれるスマートウォッチが欲しい
  • ヘルスモニタリング機能のほか、Suica、メッセージ通知、事故検出など生活に役立つスマート機能も充実しているとうれしい

外観は無駄をそぎ落した、やわらかくシンプルなデザイン

シリコンバンド仕様の「Lily 2 Sport」を着用(カラーはLilac / Metallic Lilac)

まず目を惹くのはこのルックス。無駄をそぎ落とした、シンプルなフォルムです。タッチスクリーンですべての操作を行なうため、リューズやボタンは付いていません。

アナログ時計の見やすさを継承しつつも、リアルタイムで心拍数を確認できたり、通知を受け取れたりするのはデジタルデバイスならでは。

背面には光学センサーが4つ配置されており、心拍数を24時間計測し続けます。また、加速度計と環境光センサーが内蔵されています。

さらに、「Lily 2」シリーズには血中酸素飽和度をスポットチェックできる機能も搭載されているそうで、身体の状態を把握する1つの目安となりそうです。

Garmin史上最小・最軽量! 身につけていることを忘れるほど

ウォッチケースは直径35.4mm、薄さ10.1mmで、全体の重さはバンドの素材によっても異なりますが平均して22.1gほど。

Garminがこれまで発表したスマートウォッチの中では最小・最軽量です。女性にうれしいサイズ感であると同時に、性別を問わず幅広い年齢層にとって使いやすそうだと感じました。

実際に着けてみると、軽すぎて着けていないと感じるほどでした(注:筆者が普段使用しているスマートウォッチはやや大きめです)。「Lily 2」シリーズは、就寝時につけっぱなしにしておいても気にならない軽さだと思います。

また、華奢なつくりながらも水深50mまで耐えられる防水仕様となっているのも普段使いができるポイントです。

多彩なヘルスモニタリング&スマート機能に驚くなかれ

Image: ガーミンジャパン株式会社

アクティブな方も、これから運動習慣を身につけたい方も、同様に重宝しそうなのが「Lily 2」シリーズに搭載されているヘルスモニタリング機能

これは、心拍数と歩数を常時計測し、それらの数値からアルゴリズムを用いて消費カロリー・ストレスレベル・睡眠スコアなどを算出してくれます。

連携しているスマホ上の「Garmin Connect」アプリにライフログを記録してくれます。

Garminのスマートウォッチといえば、Body Batteryという独自のパラメーターも注目したいところ。スマホの電池残量さながらに体のエネルギー残量を5から100の指数で可視化してくれます。

意外と知らない自分の体のこと。数値から何が読み取れる?

このように自分の身体の状態が数値化されることで、たとえば睡眠時間が短いと翌日のストレスレベルが高いといった傾向をデータで読み取れるようになります。

また、今の自分のコンディションを知ることで、どれほどの運動量が適切なのか、またどれだけ休息を必要としているかを見極めるヒントにもなります。

さすがのGarmin。フィットネスサポートも充実

さらに、フィットネスサポート機能も初代「Lily」と比べると充実しています。

「Lily 2」シリーズは18種類のスポーツに対応しており、ウォーキング・ランニング・サイクリング・ヨガ・ピラティスなどの定番アクティビティに加えて「ダンスフィットネス」「瞑想」そして「ブレスワーク」を新たに記録できます。ブレスワークは実際に試してみましたので、また後ほど

ポテンシャルを発揮するのに見過ごせないバッテリー寿命は…?

ところで、これらの機能を活用するうえで重要となってくるのがバッテリー寿命です。

せっかく睡眠時の心拍数を常時計測してくれる機能が備わっていても、バッテリーが朝までもたなければ意味がありませんからね…。

その点、「Lily 2」シリーズは最長で5日間チャージしなくてもOK。出張先へうっかり充電ケーブルを持って行き忘れてしまっても問題なさそうです。

Suica対応のキャッシュレス決済機能も見逃せない

そのほかにも、自分のスマホ(iOS、Androidいずれも可)と連携することでさまざまな機能が使用可能。

  • メールやSNSなどのアプリからメッセージ通知を受け取る。
  • 音楽再生アプリのリモコンとして使う。
  • スマホの居場所を知らせてくれる。 ほか

特筆すべきは「Lily 2 Classic」に搭載されているSuica対応のキャッシュレス決済機能です(残念ながら「Lily 2 Sport」は対象外)。

スマートウォッチをかざすだけで電車やバスに乗れて、コンビニで支払いを済ませられるのは、なかなかクセになる便利さでしょう。

1日1回、2分からでもOK!ストレス値を下げる「ブレスワーク」

「Lily 2」シリーズが記録できる18種類のスポーツアクティビティのうち、実際にブレスワークを発表会で体験してきました。

教えてくださったのは、呼吸コーチでありヨガインストラクターでもある堀杏子(ほり・きょうこ)さん

堀さんによると、日本人は1日のうち平均して7〜8時間も座りっぱなしなのだとか。

ところが、座ってばかりいると横隔膜が硬直してしまい、息をうまく吐けないことにつながりかねないそうです。

そして息をうまく吐けないと、新鮮な空気で肺を満たすことが困難になり、日常的に脳が酸欠状態に陥ってしまうことも。すると、交感神経が優位になりがちなため、自律神経の乱れを引き起こしてしまう、と堀さんは説明しています。

そこで、呼吸に意識を向けてより深く吐いたり吸ったりを実践することで、自律神経を整えることが重要となってきます。

ブレスワークを実際にやってみた

実際に「Lily 2」シリーズに搭載されている3種類の「ブレスワーク」というアクティビティのうち、ストレスを感じている自分を落ち着かせるのに有効だとされている「4-4-4-4呼吸法」を試してみました。

4秒間息を吸ったあとに4秒間息を止め、4秒間にわたって息を吐いたら、さらに4秒間息を止める…というリズムをスマートウォッチに促されるまま5分間繰り返す。その結果、心拍数が73から70に下がりました

人は平均して1日に2万回も呼吸を繰り返しているそうです。そのうちのたった5分間(2分からでもOK)、回数にして70回だけでも呼吸に意識を向けることで、自律神経系を自ら調整できることを学びました。

「Lily 2」シリーズのスマートウォッチに用意されているヘルスモニタリング機能を活用すれば、能動的に自分の体をより健康な状態に導くことができそうです。

Image: ガーミンジャパン株式会社

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Source: Garmin Japan (1, 2, 3, 4)