極度の寒さから身の安全を守る5つの方法。 低体温症や凍傷に要注意

極度の寒さから身の安全を守る5つの方法。 低体温症や凍傷に要注意

世界中が記録的な大寒波に襲われています。人生で経験したことのない寒さに戸惑っている人は多いのではないでしょうか。

そんなあなたのために、極寒対策の方法をお伝えします。

1. 暖かい服装を

言われなくてもわかってるって? でも、これまでに本当の厚着をしたことがない人は、下記のポイントを覚えておいてください。

薄い服をたくさん着ても、1枚の本当に暖かい服と変わりません。十分に暖かいコートを持っていなければ、シャツとセーターの上に、パーカーとジャケットを着ましょう。ズボンの下にはタイツかレギンスを。手袋はミトンタイプのほうが暖かいです。1枚は防風タイプの上着を。防風でない暖かいコート1枚よりは、セーター複数と薄い雨具のほうが勝る場合があります。外出時は肌の露出をできるだけ減らしてください。目出し帽をかぶるか、なければスカーフを顔に巻き付けましょう。帽子は大いに役立ちます。屋内でもかぶっておくといいでしょう。

2. 風にも注意

気温だけでなく、風速冷却も凍傷の原因になります。肌が感じる気温を正確に予測するには、風速も考慮に入れなければならないのです。

日差しや湿度も考慮に入れた、体感温度を計算している天気予報サービスがありますよね。あれと考え方は一緒です。実際は-4℃でも、体感温度が-21℃のときは、後者に注意しましょう。

風速冷却が大きいときは、外に長くいてはいけません。外にいなければならないなら、冷気から肌を守ること。風から顔をそらすのも1つの方法です。

外にいる時間を考えるときは、冷たい風や体感温度に注意して、凍傷や低体温症のリスクを避けることが重要です。

3. 凍傷を避ける

凍傷とは

凍結によって生じる身体への損傷で、顔、耳、指、つま先などが一般的です。ひどくなると、切断が必要になります。血行不良の人のほうが凍傷になりやすいものの、誰でもなる可能性があります。

兆候

自覚症状がないこともあります。なぜなら、顔や指は、凍傷になる前に麻痺してしまうことがあるからです。

他人から見て、肌が白または灰色がかった黄色になっている、あるいは堅そうまたはろう状に見えるときは、凍傷の可能性があります。

赤みや痛みがある場合、速やかに暖かい場所に移動してください。

対策

CDCによると、誰かが凍傷を負った場合、次の2つの質問を自問してください。

自分はこの人を病院に連れて行けるか。低体温症を併発していないか(低体温症は緊急の医療措置が必要なので、最優先にしてください)。

辺境の大自然の中ではなく自宅でこれを読んでいるのなら、自力で治療しようとせず、地元の救急病院に向かってください。

いずれにしても、患部をゆっくり注意深く温めなければなりません。つま先が凍傷を負っているなら、さらなる損傷を避けるために、できるだけ体重をかけないで。でも、可能ならば暖かい場所に移動してください。

次に、暖かい(熱くない)お湯、または何か暖かいものを使って(凍傷を負った指を腕の下に入れるなど)、患部を体温まで温めます。凍結した組織を解凍するプロセスには、痛みが伴います。Eric Mack氏が、Forbesで自らの体験を語っていました。

ある男性に、手を出すように言われました。彼に凍った指を握られましたが、何も感じません。感覚が麻痺していて、旅の途中から始まっていたしびれだけが続いていました。

次に、ぬるいお湯が入ったボウルが膝に置かれました。8本の指を解凍する、長くてつらいプロセスの始まりでした。電撃のような痛みが、神経の覚醒を知らせます。こうして私の指は、激しい痛みとともに解凍されていったのです。20分の出来事が、何時間にも感じられたのを覚えています。

4. 低体温症を避ける

低体温症とは

その名の通り、体温が下がります。通常であれば、私たちの身体は熱を生み出すことで、体温を一定に保っています。しかし、寒い場所に長くいると、発生する熱が奪われる熱に負けてしまうことがあります。

低体温症は冬だけの病気ではありません。湖に落ちたり運動で汗をかいたりして、濡れた状態で涼しい場所に長時間いることでも起こります。

兆候

低体温は脳の機能に影響します。そのため、本人には何が起こっているかわかりません。CDCによると、他人からは、次のような兆候が見られるそうです。

混乱状態、ろれつが回らない震え極度の疲労物をうまく持てないなど、動作のトラブル幼児の場合、肌が赤くて冷たいうえにぐったりしている

体温を測って、35℃未満なら緊急事態。意識がなければ、速やかな医療措置が必要です。脈がない、あるいは呼吸をしていないときは、助けを待つ間に心肺蘇生法を実施してください。

対策

医療措置が必要な事態ですが、どうしようもなければ、患者をゆっくり注意深く温めてください。

暖かい場所に行く濡れた服を脱がせる胴から温める。電気毛布があればベスト。毛布の下で肌と肌を接触させてもOK飲むことができるなら、お茶などお酒以外の暖かい飲み物を飲ませる(体を温めることができます)体温が戻ったら、頭と首も含めて毛布と乾いた服で体温を保つ

5. 屋内での安全を確保する

家を暖かくする

断熱の悪い家だと、極寒時に今までの暖房器具では不十分かもしれません。

熱が逃げないように、使わない部屋のドアは閉めておきましょう。ストーブやファンヒーターなど、局所的に温める暖房器具は便利ですが、周りに燃えやすいものを置かないように。

絶対に、発電機やガスオーブンで室内を温めようとしないでください。無臭で有毒な一酸化炭素が家に充満する可能性があります。一酸化炭素検知器を導入しいていない人は、今のうちに買っておきましょう。

配水管を凍らせない

外にある配水管が凍ることがあります。必要に応じて、水を止める方法を知っておきましょう。また、配管の位置と断熱されているか否かを知っておくと便利です。過去に配水管が凍った経験があるなら、また起こっても不思議ではありません。

配水管の凍結を起こりにくくするには、お湯と水両方の蛇口を開けっぱなしにして、近場の配水管(シンクの下など)のドアを開放します。これにより、室内の熱で少しでも配水管を温めることができます。

それでも凍結してしまったら、ヘアドライヤーを使って温めてください。直火は厳禁です。家を燃やして温まることは、あなたの望みではないはずです。

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Image: DimaBerlin/Shutterstock.com

Source: National Weather Service, Forbes, CDC

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]


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