ベーグルを薄くスライスするのは、最悪な食べ方と私が思う理由

ベーグルを薄くスライスするのは、最悪な食べ方と私が思う理由

今回は、ミズーリ州セントルイス出身の男性がツイートして、物議を醸した話題を取り上げます。

Today I introduced my coworkers to the St Louis secret of ordering bagels bread sliced. It was a hit! pic.twitter.com/XNGbljtpYz

— Alek Krautmann (@AlekKrautmann) 2019年3月26日

その男性Krautmannさんは、ベーグルを注文するときに普通のパンのように薄くスライスしてもらう「セントルイス流の秘密のやり方」を、自分の同僚たちに紹介したとツイートしています。

スライスすると、せっかくの食感が失われる

でも、こんな方法は紹介されないほうがよかった、と私は思うのです。

本物の良いものを好む人なら、このやり方だと、1切れの大きさがまちまちになってしまうことに気づくでしょう。ベーグルの魅力である、外側の噛み応えのある食感はほとんど失われてしまいます。

まるでクロスティーニ(バケットのようなパンを薄くスライスしてトーストし、その上に食材を乗せるイタリアの前菜)ですし、これならベーグルでなくても良いと思います。

理解する意見もあるが…

このひどい食べ方をめぐって、私たちのオフィスでは意見が分かれました。

一部の(間違った)Lifehackerスタッフたちは、「悪夢や地獄のようにひどい、わけではない」と感想を述べました。これなら小さくて手軽に食べられるし、トーストするのも速くて、みんなで分けやすいとのこと。

ほかのスタッフたちは、「小さく切ると、つい食べ過ぎてしまうかもしれない」点を指摘しました。

それがベーグルであれ、クロスティーニ、あるいはバラバラにされた悲惨な食べ物であれ、12切れ食べて初めて、ベーグルを2個分も食べてしまったと気づくかもしれないとのこと。

ただ、私の意見を言わせてもらえるなら、体が拒絶することなくこんなものを1切れでも食べられるとは、主義的に理解できません。

女優でリベラル派の活動家として知られるシンシア・ニクソンが、シナモンレーズンベーグルにスモークサーモンをはさんで食べたとき以来の、最悪のベーグルの食べ方であることは確実です(2018年9月に行われたニューヨーク州知事選の民主党予備選挙で彼女が負けたのは、このせいだと私は確信しています)。

不愉快になる理由はもう1つある

この写真に映っているかわいそうなベーグルが、Panera Bread(パネラ・ブレッド:全米に展開するパン屋のチェーン店)のものなのも、指摘すべき点です。それがこの話に、残念な皮肉をもう1つ追加しているのです。

というのも最近、Panera Breadを所有する億万長者のオーナー家族が(Einstein Bagelsやクリスピー・クリーム・ドーナツも所有しています)、かつて反ユダヤ主義者で、ヒトラーの支持者だったことがニュースになったのです。

もちろんベーグルは、特定の宗教や団体のものではありませんし、自分の好きなように食べてかまいません。

しかし、午前中に「ベーグル・ブレイク」と呼ばれる休み時間がある高校に通ったニューヨーカーの私としては、このコンセプトは腹立たしく感じます。

この食べ方が、ベーグルの魅力である食感のすべてを台無しにしまうことだけでなく、「セントルイス」で生まれた食べ方だというのも不愉快です。

(訳注:ナチスの迫害を逃れてアメリカにやってきたものの、入国を拒否されてヨーロッパに戻らざるを得なくなり、ほとんどが殺害されたユダヤ人たちが乗っていた船の名前が「セントルイス号」だった)

そして、彼らがPanera Brenadからベーグルを注文したということも侮辱的なのです。

とにかく、嫌な気持ちがする

Panera Breadのスタッフが、「ベーグルをスライサーで切るんですね? はい、わかりました!」と言っているのを考えると、嫌な気持ちがします。

ベーグルに塗るスプレッドの定番であるクリームチーズを顔に塗られるのと同じくらい、嫌気がします。

頭から「エッグクリーム(ニューヨークのユダヤ系移民がつくった飲料)」をかけられるのと同じくらい、嫌気がします。

それに、リノリウムの床に、スパイシーなパストラミ(ユダヤ系移民によってアメリカにもたらされた肉の燻製)をぶちまけられるのと同じくらい、腹立たしいことです。

本当に、最悪の食べ方だと私は言いたいのです。

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Image: Alek Krautmann / Twitter

Source: Alek Krautmann / Twitter, The Slot, The Washington Post

Joel Kahn - Lifehacker US[原文]


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