質より量をこなすことが得意なようです。
これは食事の仕方にも当てはまることが、人々のウエストがどんどん太くなっていることで証明されています。
結果として、ダイエットが、他の正常でヘルシーな文化ではありえないほど熱心にされています。
不必要に過酷なワークアウトだろうと何千年もの間人類の生きる糧となってきた主要栄養素をすべてカットすることだろうと、減量したいアメリカ人には極端過ぎることはありません。
そんなアメリカだからこそ「ジミー・ディーン・エッグウィッチ」が誕生して、かなりの人気を博しています。
肥満対策・ダイエットにも
焼いた卵にソーセージのパテとチーズを挟んだ「エッグウィッチ」は、アメリカの食文化のパーフェクトな産物です。肥満対策として炭水化物のパンを使っていませんし、外出先でも食べやすい形になっています。
特にサンドイッチが禁食のダイエットを実践している人には、「エッグウィッチ」はかなり嬉しい存在です。
エッグウィッチを自宅で作ってみた
しかし、私の地元の店では冷凍エッグウィッチは1箱4個入りで8ドルもしますし、いくらおいしくても冷凍食品を食べるのは、本物のヘルシー志向とは言えません。
というわけで、「エッグウィッチ」をもっと美味しく、もっと安く自分で作る方法をご紹介しましょう。
「エッグウィッチ」の作り方に特に「コツ」などありません。見てわかる通りです。
卵を2、3個フライパンに割り入れ、ソーセージを間に挟んで食べれば同じことです。しかし、本物らしさを追求したい私としては、もっと忠実に卵の「バンズ」を作りたいと思いました。
1. 型に撹拌した卵を流し込む

そのため、大きいメイソンジャーの蓋を何個か用意して、内側に油を塗り、そこに溶き卵を流し込んだ状態でお湯に入れて調理することにしました。
卵2、3個を塩、コショウ、クリームと一緒に撹拌すると、その半分の量が1個の蓋に入ることがわかりました。このやり方で卵に火を通すと、卵が焦げて茶色くなるのを防ぐ効果があります。
市販の「ジミー・ディーン・エッグウィッチ」を完璧にコピーしたいなら、玉ねぎ、ブロッコリー、ピーマンなどを細かく刻んで炒めることになりますが、そうなると45分余分に時間がかかってしまいます。
そこまで手間をかけない選択肢としては、ハーブや乾燥チーズを砕いたものを入れて風味を良くすることをおすすめします。
2. 蓋を閉めて3分たったら完成

中火程度で水がシュンシュン煮たってきたら、鍋に隙間ができないようにぴったり蓋をかぶせましょう。
3分経ったら蓋を取り、中を確認してください。卵がもともとの量よりかなり膨らんでいるはずです。でも、蓋を取ると、急速にしぼみます。
卵の色がきれいなカナリア色になっていて、液体の部分も生煮えのところもなければ、できあがりです。タオルかトングを使って取り出しましょう。
アレンジの仕方

「ジミー・ディーン・エッグウィッチ」と同じにするなら、溶けるアメリカチーズと朝食用ソーセージで作った約2オンス(約56g)のパテを卵の間に挟んで食べましょう。
しかし、チーズをグレードアップしたり、肉を別のものにしてみるなど、アレンジは自由です。
私はデンマークのハバティチーズ(HAVARTI)と、いつも朝食で食べているソーセージを使ってみたら、すごくおいしくなりました。
出来上がりの見た目をきれいにするために、卵の平らな面を外側に向けて使うことをおすすめします。
「エッグウィッチ」を一度にたくさん作るときは、初めに作った分が冷めてしまうことがあります。
そのときは、もう一度卵やソーセージを個別に温め直してから重ね直すことになるので、溶けやすいチーズは最後に挟むようにしましょう。
ジミー・ディーン・エッグウィッチの作り方
最後に作り方をまとめしたので、ご参考に。
材料(4人分)
- 卵8個
- 朝食用ソーセージ 8オンス(約227g)で作ったパテ4枚
- スライスチーズ 4枚
- ヘビー・クリーム 4オンス(113g)
- 塩コショウ適宜
作り方
- メイソンジャーの蓋を鍋の中に並べて、内側に焦げ付き防止のクッキングスプレーオイルをスプレーします。
- 蓋が浸かるように約半カップの水をフライパンに注ぎ、中火で熱します。
- ソーセージは、別のフライパンか鉄板で中火で焼きます。
- ボールにメイソンジャーの蓋と同じ個数の卵を割り入れ、塩、コショウ、ヘビークリームと一緒に撹拌します。
- 鍋の中の水が蒸気を出して軽く煮たってきたら、撹拌した卵を蓋に均等に入れます。鍋に蓋をして、タイマーを3分にセットしましょう。
- 蓋の中の卵に液体の部分や生煮えの部分がなくなったら、トングかタオルを使って蓋から卵を取り出しましょう(蓋に油が塗ってあると卵は簡単に取れるはずです)。
- まず卵を1枚置き、その上にソーセージのパテとチーズを重ね、最後にもう1枚卵を重ねれば、エッグウィッチの完成です。
──2019年5月11日の記事を再編集のうえ、再掲しています。