いま、この記事に目をとめたあなた、外部モニターの導入を考えているノートPCユーザーですか?
もしそうなら、買うか買わないかはさておき、サンワサプライから『モニターアーム ドッキングステーション一体型』がリリースされているということだけでも、覚えていってください。
知っておいて絶対に損はない、ユニークなデスク周辺アイテムです。
クランプ部にドッキングステーションを内蔵!

こんな発想のことを “コロンブスの卵” と言うんでしょうね。
有線接続したい周辺機器を集約できるドッキングステーションは、USB-Cポートが1個か2個しかない今どきのノートPCを機能拡張するのに、とても便利なアイテム。
ところが、コンパクトなタイプを選んでも意外にかさばってしまうし、デスク上でタコ足みたいに、四方八方にケーブルを散乱させてしまう元凶になることも。

一方のモニターアームは、画面の小ささがネックになってしまうノートPCの作業性を改善するモニターに最適なアイテム。
大画面モニターを使う場合でも、重いモニターを支えるためのスタンドがデスク上を占拠してしまうことがありませんし、ガス圧式ならモニターの配置も上下左右に自由自在というメリットがあります。
そんなガス圧式モニターアームは、モニターという重量物を保持するために、相当に大きな基礎部分(クランプ部)が求められるもの。だったら、そこにドッキングステーションを埋め込んでしまおう、ということですね。
もちろん、単機能のガス圧式モニターアームと比較すれば、クランプ部は多少大きくなっているわけですが、そもそもデスク奥側の端っこに設置されるものなので、それほど気になることもないでしょう。

接続したケーブルをデスクの後ろに垂らしておくことで、デスク上が簡単にスッキリできるところも、実に好印象です。
奥行きの長いデスクの場合、各種ポートが遠くなってしまうというデメリットがあるものの、これはゴチャゴチャしたケーブルを隠せることとトレードオフの関係。ほとんどの人が、このほうがベターだと感じるんじゃないでしょうか。
デザイン性も上々

デスク天板の厚みは、15〜55mmに対応。一般的なデスクなら問題なく設置可能です。
要注目ポイントは、クランプがスッキリしているところ。よくあるモニターアームのようにクランプネジが飛び出していないので、見た目がスッキリしていますね。
ちなみに、デスク天板に穴あけ加工ができるなら、アンカーを通してネジ止めすることも可能になっていますよ。

個人的には、ロボット的なメカっぽさを感じさせてくれるアームのデザインもお気に入り。
関節部分で露出しているケーブルにスパイラルチューブを巻いて、動力パイプっぽいアレンジを施してみたくなりますね。
過不足ないスペック

モニター出力端子は、HDMI、DisplayPort、VGAの3タイプを用意。4K/60Hzまで対応していて、画面拡張は2画面まで(ミラーリングは3画面まで)となっています。
加えて、周辺機器接続用ポートは、有線LAN、USB-C、USB-A(×2)、SDカード、MicroSDカードというラインナップ。
ほとんどの人にとって、特に不足を感じることがないスペックだと思います。

アームの耐荷重は、10㎏まで。モニターサイズは、27型までとなっています。
もちろん、VESA規格に準拠しており、100mmと75mmの両対応。標準的なモニターなら、問題なく設置できるはずです。
予算の問題はあるにせよ、ガス圧式モニターアームとドッキングステーションを合わせ買いすることを考えれば、間違いなく買いの一品だと言えるでしょう。
デュアルモニターアームを探しているという人も、これとシングルアームを1本ずつ購入する手を検討してみてほしいところです。
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Source: サンワダイレクト, Amazon.co.jp