私たちの周りには、無駄遣いをやめられない人や、お金に関して賢い判断ができないと思われる人がいます。

それがあなたの大切な人であったなら、お金の管理がもっとうまくできるように、手を貸したいと思いたくなる気持ちはわかります。けれども、「お金にもっと責任をもちなさい」と言うだけでは、ほとんど効き目はありません。

多くの人にとって、お金の話をするというのはなかなか難しいものです。それが、お金をたかってくる人に「ノー」を言うことであれ、お金との付き合い方を学ぶことであれ、です。

どうしたものかと困っている人は、以下を読んでみてください。お金の管理が苦手な愛する人を、お互い気まずい思いをせずに助けるためのヒントがあると思います。

お金の使い方が下手な人に手を差し伸べるには

決めつけずに、耳を傾ける

お金に関することでは、「愛のムチ」が解決につながることはめったにありません。

批判したりお説教したりするよりも、ざっくばらんに話し合い、相手の心の奥底にある感情や、お金に対する考え方をもっと理解しようと努めることで、相手を助ける最善の方法を見つけ出すことができます。

以前にも書いたように、お金に関しては、誰もが「ストーリー」をもっています。それは、「私はお金の使い方が下手です」などという単純なものではありません。

相手のお金に関する習慣に影響を与えている、不安や無力感、心理的抵抗といった心の声に、注意深く耳を傾けましょう。根本的な原因を見つけ出してください。

金銭的目標の設定を手伝う

もし理想的な状態が可能だとしたら、金銭状況は、現状とどう違っていてほしいのか、聞いてみましょう。具体的な目標やタイムフレームを、一緒に設定してみてください。

それらを書き出したら、その目標に向かって進みはじめるうえでまずできることを決めてください。

進捗状況を定期的に一緒に確認することも提案しましょう。ただし、評価はせず、確認するだけです。あなたは、その人のファイナンシャル・アドバイザーなのではなく、「アカウンタビリティ・パートナー」としてやると決めたことに向かって前進するのを助けてくれる、信頼できる仲間だということを忘れないでください。

教育的リソースを共有する

その人のペースで金銭感覚を身につけられるツールを用意しましょう。

繰り返しになりますが、あなたが誰かのファイナンシャル・アドバイザーになるべきだと言っているのではありません。

お金の管理が上手くなる、信頼できるアプリがたくさんありますし、それ以外にも、本や、雑誌の記事、予算管理アプリ、オンラインコースなどがあります。

お金をうまく管理する習慣を身につける方法を聞くために、一緒にファイナンシャル・アドバイザーに会うことを提案してもいいでしょう。

ほかにも、お金の使い方や貯蓄の目標など、優れたアプリがいくつかありますので、必要に応じて使ってください。

励ます

相手が肯定的な進歩を見せたときは、頻繁に励まして、自己効力感や意欲が湧くように支援しましょう。その人の応援団になるのです。

もし、「一週間ずっと、予算を守って生活することができた」といった、小さな成功を打ち明けられたら、達成されたことを心から褒めましょう。進歩はゆっくりとしか進みませんから、忍耐が必要です。

あなたにとって可能な、もっとも建設的なことは、思いやりをもって支えながら、その人が少しずつ、自制心とスキルを身につけるのを助けることです。

それと同時に、お金に関する境界線を設けて、自分自身の穏やかな生活を守ることも大切です。

批判したり管理したりするのを避け、「お金に責任をもつ」という目標に向かっていく相手の自信を高めることに力を入れてください。サポートさえあれば、たいていの人は、次第にお金の管理がうまくなっていくはずです。

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