少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。

5月20日
体調のイエローシグナルである未病とは?

みなさん、新年度が始まってから約1か月半となりますが、体調はいかがでしょうか。春は真新しいことがさまざまにあり、連休がすぎた頃に、つかれが出てきます。
こういった疲れや心労、生活の乱れによる不調は、東洋医学で“未病”の始まりと考えます。

未病は検査の数値としては出にくい不調。しかし、放置してしまうと、本格的な病気につながる恐れが出てきますので、ひどくなる手前で防ぐのが理想的です。

未病を治癒していくには早めの対処が肝心です。
そのための手段の1つとして東洋医学が手助けをしてくれます。

ぜひ、これからは東洋医学を取り入れた養生、すなわち、漢方養生を生活に取り入れてみてください。

今日もよい一日をおすごしください。

PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。

edit:Nao Yoshida illustration:moxies
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