真矢ミキ「私のなかにある関西ナイズ」、宝塚退団後初の兵庫公演へ

真矢ミキ「私のなかにある関西ナイズ」、宝塚退団後初の兵庫公演へ

舞台『正しいオトナたち』で5年ぶりの本格舞台復帰を果たす真矢ミキ。宝塚歌劇団を退団して21年、12月7日に開幕する兵庫公演が、宝塚卒業後初の兵庫での舞台となる。その思いを取材会で語った。

花組トップスター時代には独自の男役像を確立し、「宝塚の革命児」と称された真矢。「私は不器用なので宝塚を辞めるとき、荒療治ですが舞台をバシッとやめて映像の世界に入ろうというのが、自分のやり方でした」という。

そして、「正直、ファンの方を失望させてしまうと思いました。でも大劇場での技法とはまったく違うので、壊して壊して、(男役を)ひきずらないようにしました」と、当時の覚悟を打ち明けた。

また、小学5年のとき大阪・豊中に引っ越し、その後宝塚で約20年過ごした真矢。「やはり多感な時期だったから、私のなかには関西ナイズが打ち込まれています。エネルギーが余っているなという人を見つけると、関西弁を話していなくても、だいたい関西(出身)とわかり嬉しくなる」と関西愛を話す。

さらに真矢にとってのエネルギーの源は、関西人らしく「人を喜ばせたい、というシンプルなもの」。しかし、4年半MCを務めた情報番組『ビビット』(TBS)のMCでは、「シーンとするのが怖くて喋り出すと、だいたい失言に近いものになって・・・」と苦笑いした。

「人生100年時代になって、あと半世紀弱元気で生きたいと思うと、落ち着くにはまだまだ早いなと感じます。自分の可能性はもっと出てくるのでは」と自身に期待を込め、「本作はその大きな一歩になりそう」と意気込んだ。

本舞台は、2組の夫婦の言い争いが、思わぬ方向へ転換していく4人芝居。兵庫公演は12月7日・8日に「兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール」(西宮市)にて。チケットは8500円(発売中)。東京、名古屋でも上演。

取材・文・写真/小野寺亜紀


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