タレントで、画家としても活動する木梨憲武の個展が、「京都文化博物館」(京都市中京区)で、3月28日までおこなわれている。

タイトルは『木梨憲武展 TIMING 瞬間の光り』。2018年7月の大阪を皮切りに始まった2度目の全国美術館ツアーで、これまでに約100万人を動員してきた人気企画だ。
 
本展では、『REACH OUT』、『Mt.FUJI』、『OUCHI』などの絵画シリーズを中心に、ドローイング、映像、オブジェなど約200点を展覧。新作も多数加わるなど、木梨の作品世界が一望できる。彼の絵は独学で、感性の赴くままに筆を走らせた自由さが特徴だ。ベースにあるのは明るく前向きなメッセージで、そのシンプルでストレートな所が多くの人に共感されるのだろう。
 
初日前日の記者内覧会では、本人から以下のメッセージが届けられた。「スタッフ、チームと共に作り上げた展覧会が、ようやく出来上がりました。京都では2014年にも展覧会をおこなっています(「美術館「えき」KYOTO」で『木梨憲武展×20 years INSPIRATION 瞬間の好奇心』を開催)。大好きなこの街で再び個展ができることをうれしく思っています」。

また「僕の作品にはあまりネガティブなものはありません。作品を見て、家に帰ったら自分でも描き始めて・・・みたいなエピソードをよく聞くので、(新型コロナで家に籠りがちな)この時期に合っているんじゃないかな。明るい気持ちになれる展覧会なので、遊びに来て何かを感じてもらえればうれしいです」と語った。木梨憲武が放つポジティブなパワーを受け取りたい人は、ぜひ京都へ。料金は一般1600円。

取材・文/小吹隆文(美術ライター)