390円(税別)の雑貨を販売する「サンキューマート」(本社:大阪府吹田市)。路面店を構え、女子高生らで賑わっていた同店だが、最近はよく商業施設で見かけることも。大阪からヒット商品を続々と生み出す同企業の変化について、広報担当者に話しを聞いた。

――よく見かけるな・・・とは思っていましたが、大阪の企業だったんですね。

1994年開店のアメリカ村(大阪市西心斎橋)の1号店から始まり、今はおかげさまで北海道から沖縄まで店舗があります。

――そもそも、なんで390円なんでしょうか? 例外の商品もあるんですか?

「サンキュー」にかけて、基本的には全品390円です。好きな2品をチョイスして390円・・・なんていうのもあります。

――うーん、安い! 女子高生たちでワイワイと賑わっているイメージがあります。

そうですね。女子中高生をメインターゲットにしていまして、2019年に発売した「ヘアアイロン」は大ヒットしました。

――わたしも探しましたよ、390円のヘアアイロン・・・。学生の頃はよく、大阪の茶屋町や心斎橋のお店に行っていました!

ほんとうですか、ありがとうございます。しかし残念ながら、茶屋町と心斎橋の店舗は閉店しました。

――えっ!?こんなに店舗数も増えているのになぜ・・・?

建物の老朽化などの問題もありますが・・・商品の取り扱いが、古着からファッション・バラエティ雑貨・キャラクター雑貨が充実し、出店の傾向も若者ターゲットの路面店から若者に加えファミリー層にも需要のあるショッピングモールに移り変わりつつあります。

――確かに、写真映えが当たり前の昨今、サンキューマートさんのキャラクターグッズは「映える」需要がありそうですね。

なかでもヒットしたのは、『クレヨンしんちゃん』ですね。第1弾は韓国風に、第2弾は寝ている姿をモチーフに・・・など、コラボするなかでもテーマをつけるようにしています。

――「ヘアアイロン」から「クレヨンしんちゃん」、購入層の広がりを感じますね。では、ヒット作を生み出す秘訣は? 先日発売された「プレイステーション」グッズも、入手困難で話題になっている今を狙ったんですか!?

うーん・・・すべて偶然ですね(笑) タイミングは偶然ですが、店舗で販売しているコラボ商品は、企画からすべて自社で開発しています。それは強みかもしれません。

――企画から!? だからこの安さが叶うんですね・・・。

今も『クレヨンしんちゃん』の第3弾コラボが進行中ですので、引き続き幅広い年齢の方に楽しんでいただけるとうれしいです。

『プレイステーション』の限定コラボグッズ(各種390円・税別)は、「iPhoneケース」や「クリアマルチポーチ」などを販売中。全国のサンキューマートにて。