「ブギの女王」と呼ばれるスター歌手のヒロインが、その歌声で戦後の日本を明るく照らす姿を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第104回(2月28日放送)では、スズ子の亡き最愛の人・愛助の母であるトミが亡くなり、スズ子たちは葬儀に参列する。

「村山興業」の社長であり、スズ子の最愛の人・愛助(水上恒司)の母である、トミ(小雪)が亡くなった。ヒロイン・スズ子(趣里)は、トミにとって孫である娘の愛子(小野美音)を連れて葬儀に参加し、坂口(黒田有)や矢崎(三浦誠己)とも久しぶりに再会する。

一方、長年トミと仕事をともにしてきた山下(近藤芳正)は、遺影の前にたたずみ、ある決意を心に秘めていた。数日後、羽鳥(草彅剛)から新曲を渡されたスズ子が練習していると、山下が改まって訪ねてきて・・・。

本作は、戦後『東京ブギウギ』など数々の名曲で一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌や踊りを心から愛するヒロインが昭和の大スターとなり、激動の時代を生き抜いていく物語。