法曹界を生きるヒロイン・猪爪寅子の挫折と奮闘を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。6月27日放送の第64回では、前作『ブギウギ』の登場人物・茨田りつ子が登場し、SNS上で驚きの声が相次いでいる。

上司の多岐川(滝藤賢一)、代議士・立花幸恵(伊勢志摩)とともにラジオ番組に出演した寅子(伊藤沙莉)。番組に出たことで、家庭裁判所の存在は広く知られるようになる。そんななか、寅子は級友・梅子(平岩紙)の息子・光三郎(本田響矢)と、亡くなった夫の愛人・すみれ(武田玲奈)が抱き合っている姿を目撃。

限界を迎えた梅子は、全ての権利を放棄することを宣言し大庭家を出ていく。裁判官と相続問題の関係者という間柄ではなくなった寅子と梅子。学生時代に馴染みだった甘味処でおしるこを食べながら、再び親交を深めるのだった。

今回の放送では、寅子たちが企画する家庭裁判所のコンサートに、歌手・茨田りつ子(菊地凛子)の出演が決定。前作『ブギウギ』の登場人物であるりつ子が登場するというまさかの展開となった。

朝ドラ2作品が交わる予想外の展開に、SNSでは「りつ子さまああああ!!!」「時代設定同じだとは思ってたけど、まさか交わるなんて」「まさか前回の朝ドラキャラがでてくるとは」など、喜びや驚きの声が溢れた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。6月28日放送の第65回では、寅子の親友で義姉でもある花江(森田望智)が、梅子にある秘密を告白する。

文/つちだ四郎