「奈良市観光協会」(奈良県奈良市)が最新技術を活用した、4月15日から「非接触型観光案内」の本格運用を開始。観光客に混雑を回避し、ソーシャルディスタンスを保てる市内観光を促す。

コロナ禍での「新しい生活様式」にあわせ、今まで蓄積してきたデータに基づき新サービスを導入。仲川げん奈良市長は、「機械的な冷たいものではなく、豊かな人間性を持った仕組みとして、育てあげたい。事前に混雑を避け、安心安全で新しい観光案内として、奈良市から日本の観光をリードしたい」と語る。

観光協会公式サイト内にAIによる対話型の自動観光案内システム「チャットボット」(日本語を含む5言語対応)を設けて、市内3ケ所の観光案内所にはデジタルサイネージを設置した。

どちらも人が対応せずとも、効率的に情報を入手可能に。すでに一部は2020年から運用がスタートしており、4月13日時点では累計約3200人が利用し好評とのこと。

そして、どこに人が密集しているのか確認できるシステムも。携帯通信端末等から発信される信号を受信し、混雑状況を15分ごとにヒートマップで表示。さらに混雑情報配信サービス「VACAN Maps(バカン マップス)」でお店などの状況を「空き」「やや混雑」「混雑」で把握できるようになった。現在は市内64カ所が登録され、今後は件数を強化予定。詳細は奈良市観光協会公式サイト、公式YouTubeで紹介。

取材・文/いずみゆか