南大阪の私鉄「南海電気鉄道」(本店:大阪市中央区)と大阪府が、SDGsの推進や観光振興、地域活性化など9分野で包括連携協定を締結。6月21日におこなわれた締結式に、南海電鉄の遠北(あちきた)光彦社長と吉村洋文知事が出席した。

吉村洋文知事は、「南海電鉄は大阪の中心部との大きな交通網。僕も河内長野出身なのでいつも使っていました。コロナ禍を乗り越えてお客さんが多くなり、元気な大阪を目指していきたいのでよろしくお願いいたします」と挨拶。

続けて遠北光彦社長は、「大阪府と課題を密にし、地域に根差した企業としてさまざまな課題を包括的に解決できるものと考えている。持続可能な社会の実現に向けて微力でも役に立てれば」と話し、協定を締結した。

府では鉄道会社と連携協定を締結するのは初めてのこと。遠北社長は、「大阪はコロナによって大変な状況。我々、鉄道事業者も大変経営が厳しいが、そんなときだからこそ、官民力を合わせて地域の課題を解決したい」と話した。

取材・文・写真/岡田由佳子