11月29日、文科省から全国の教育委員会に対して、学校給食での「黙食」は求めず「会話は可能」であると通知。翌30日の定例会見で吉村洋文知事は、「黙食に限らず、子どもの教育活動が過度な制限を受けることがないように」と話した。

今回の文科省の通知は、政府の対策本部が示す「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を25日に変更し、それまで記載のあった「飲食はなるべく小人数で黙食。会話する際はマスク着用を徹底」という記述削除を受けてのもの。

29日の事務連絡で文科省は、実は「従前から、必ず黙食とすることを求めていない」と明かし、「座席配置の工夫などの措置を講じた上で、給食時間に児童生徒らが会話することも可能」と改めて通知した形となる。

これを受け吉村知事は、府の方針について「もう黙食はやめたらいいと思っているし、やる必要はない」と断言。続けて、「現在は体育祭や文化祭、保護者参観の人数など、学校での活動は制限がある。変更の通知を受け、子どもの教育活動が過度な制限を受けることないように考える必要がある」と話した。

取材・文・写真/岡田由佳子