百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で、『いちごの庭プロジェクト』が3月3日からスタート。都心で気軽に楽しめるいちご狩りとして注目され、500件以上もの予約が入り、特に週末は人気だそうだ。

同百貨店の体験型イベント『A␣(ええスペース)』の第1弾としておこなわれる今回のイベント。コロナ禍で客足が減少したいちご農園「おさぜん農園」(京都府八幡市)とタッグを組み、いちご農家の救済、また百貨店としてもコロナ禍で閉塞した状況でもお客が楽しめるよう、急遽開催が決まったという。

ビルの屋上に設置されたビニールハウスには、「おさぜん農園」から直接運ばれてきた苗がズラりと約200株。品種は日によって異なるが、初日は柔らかくて甘みの強い「章姫」、しっかりとした果肉と酸味と甘みのバランスが良い「紅ほっぺ」の2種類が提供された。特に章姫は果肉が柔らかく配送に不向きなため、一般市場での流通が少なく、いちご狩りだからこそ出合える貴重な品種だ。

同百貨店広報の粟生さんは、「コロナ禍でいちご狩りに行きたくても行けない方も多いと思います。都心での買い物のついでにいちご狩りができるので、幅広い世代の方に楽しんでもらえたらうれしい。ほかにもこれから第2弾、3弾といろいろと企画していきたい」と話す。

「いちごの庭プロジェクト」は、完全予約制で、公式サイトから予約を受け付け。収穫できるいちごの数は、パックの大きさにより異なり、大パック13粒(1300円)、中パック8粒(800円)、小パック5粒(500円)で(制限時間は各20分間)。

そのほか、加工品の購入は予約なしでも購入でき、支払いはクレジットカード、電子マネーなどキャッシュレス決済のみ利用可能。期間は3月3日から6月上旬まで。場所は「あべのハルカス近鉄本店」ウイング館の10階、ハルカスウイングガーデンにて。営業時間は11時〜18時。

取材・写真/野村真帆