4月に開業する「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真」(大阪府門真市)を皮切りに進化する大阪・門真エリア。夏頃にはアメリカ発の大型スーパー「コストコホールセール」、また2029年には新駅も開業する。
■ 「パナソニック工場跡地」がショッピングエリアに変貌大阪・門真に本社を構える電機メーカー「パナソニック」の工場跡地を活用し、おこなわれている同街づくり事業。大阪の中心地から京阪電車で約20分、また国道に面する好ロケーションという同エリアは「日常の便利さに非日常を掛け合わせ、さらなる集客を狙う」と、現在さまざまな取り組みがおこなわれている。
その第1弾として、「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真」が2月8日にお披露目され、2フロアのショッピングエリア(ららぽーと)と1フロアのアウトレットフロア、計251舗から成る複合施設の全貌が明らかとなった。このような複合型は、東京や広島にはあるものの、関西ではかなり珍しい施設だという。
■ 大阪モノレールの新駅は「駅直結」でアクセス抜群そして、その周辺エリアの詳細も発表され、事前告知で盛り上がりを見せていた「コストコホールセール」の存在も確実となり、関西では5拠点目となる「コストコホールセール 門真倉庫店」が夏頃にオープンすることとなった。
また、2029年には大阪モノレールの新駅が開業し、同施設の2階アウトレットフロアと直結する予定。現在は最寄りが京阪・門真市駅からで、徒歩8分ほどかかるため、雨でも快適にショッピングフロアへと移動できるのは、まさに夢のようだ。
同エリアの完成までは、まだ少し時間はかかるが、徐々に誕生してゆく様子を楽しみながら気長に待ちたいところ。これまではファミリー層が多く、ベッドタウンとして親しまれてきた場所だったが、今後は関西圏からの「お出かけスポット」のひとつとして大きく生まれ変わりそうだ。