コロナの制限が解け、インバウンドも復活。2024年は巷のホテルもここぞとばかりに「桜スイーツ」にも力を入れている。「お花見をし損ねた」「天候が心配」といった心配をよそに楽しめるホテルでのお花見。花見スポットの多い京都・大阪から7つをピックアップしてみた。

1.【京都】桜の庭園を眺める「SAKURAアフタヌーンティー」

「HOTEL THE MITSUI KYOTO」(京都市中京区)

5つ星ラグジュアリーホテルに指定されている同ホテル。庭園の紅枝垂れ桜が咲き誇るなか、開催されているアフタヌーンティーでは、桜餡で花びらを再現した桜あんバタークッキーに、ココナッツの桜餅などのスイーツや桜鯛と桜ジュレの押し寿司、桜色の蒸しパンでいただくスペアリブのバルサミコ煮などのセイボリーを庭園を眺めながら楽しむことができる。

価格:7100円〜
場所:イタリア料理「FORNI」(フォルニ)/THE GARDEN BAR
期間:4月26日まで、昼12時〜/2時30分〜(各2時間制)

2.【京都】2500円のコスパ高な「さくら御膳」

「ホテル エルシエント京都」(京都市南区)

京都駅から徒歩2分という立地で、観光客に利用されることの多い同ホテル。オープン3周年を記念して誕生した同メニューは、9種の料理全てが桜をイメージしたメニューになっており、桜の塩漬けの天ぷらといただく合鴨と春野菜の天ぷらや花びら百合根の甘味漂う鯛の日本酒蒸し、蛤と春野菜のお吸い物など、春の食材をふんだんに使用した料理がラインアップ。店内の桜の装飾とともにお花見気分も堪能できる。(1日10食限定)

価格:2500円
場所:スタンディングバー「スタンド EL」(1階)
期間:4月30日まで、昼11時30分〜3時30分

3.【大阪】老舗ラウンジでの「桜アフタヌーンティー」

「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)

18世紀の貴族の邸宅を思わせるラウンジで、桜をめでながら楽しめるアフタヌーンティー。桜ヴィクトリアスポンジや桜羊羹、ローストビーフと塩漬け桜のサンドウィッチや桜のジュレなど桜色のスイーツやセイボリーが楽しめる。桜色のアイテムを身に着けて来店すると特典あり。

価格:7500円
場所:ザ・ロビーラウンジ(1階)
期間:4月15日まで、昼12時〜夜7時

4.【京都】ミラーが輝き、映える「桜アフタヌーンティー」

「パーク ハイアット 京都」(京都市東山区)

ホテルの中心部に位置し、伝統的な京都の美意識から着想を得たという空間で開催されている同アフタヌーンティー。えんどう豆とキャビアのタルトから始まるコース仕立てのアフタヌーンティーは、フォアグラと桜のマカロンや桜といちごのオペラ、生雲丹の乗った桜えびと筍のクロケットなどがペアリングティーとともにスタンバイ。桜色に染まるブロンズミラーのティースタンドがこの時期ならではのフォトジェニックな瞬間を演出してくれる。

価格:6600円(サービス料15%別)
場所:ラウンジスペース「ザ リビングルーム」(1階)
期間:4月14日まで、昼12時〜夕方5時

5.【大阪】ニューオータニの「花さか弁当」

「ホテルニューオータニ大阪」(大阪市中央区)

予約の取れない日本料理店「賛否両論」のマスターこと、笠原将弘氏が監修した花見弁当がテイクアウトで登場。竹の子や蕗など、春の食材を詰め込んだ大人の花見弁当を片手に、大阪城公園でお花見を楽しんでみては。

価格:7800円
期間:4月26日まで(2日前の昼3時までの予約制)引渡時間は昼11時〜2時
引渡し場所:オールデイダイニング「SATSUKI」(ロビィ階)

6.【大阪】高層ビルで食べる「いちご&桜 アフタヌーンティー」

「⼤阪マリオット都ホテル」(⼤阪市阿倍野区)

大阪のランドマークである超高層ビル「あべのハルカス」の上層階に位置し、地上100mの高さから大阪の景色が一望できる同ホテル。アフタヌーンティーでは、桜のクイニーアマンやいちごのタルト、桜のマカロンなどのスイーツやいちごと蟹のブルスケッタ、いちごと帆立貝柱のカルパッチョなどのセイボリーがテーブルをピンクに染める。ノンアルコールの桜の香るスパークリングで乾杯の瞬間も楽しみたい。

価格:6500円
場所:「LOUNGE PLUS(ラウンジ プラス)」(19階)
期間:4月30日まで、時間は、昼11時30分〜夕方5時(2時間制)

7・【京都】春×美食のコラボレーション「桜のアフタヌーンティー」

「フォションホテル京都」(京都市下京区)

美食ブランド「FAUCHON」が手掛けるホテル。桜咲くマドレーヌや桜パンナコッタなどさまざまなスイーツが並ぶなか注目は、苺やジュレ、アイスクリームの上から、桜の花びら入りのソースをかけて、華やかな見た目に仕上げられた「パフェ スリジエ」。また、フォション・パリのレシピに倣ったベーコンと新たまねぎのキッシュやホタテ貝とブランダードを挟んだ最中、エビと豆のタルトなど春野菜をふんだんに用いたセイボリーも見逃せない。

価格:平日7000円、土日祝7500円(サービス料込)
場所:レストラン「サロン ド テ フォション」
期間:4月26日まで、平日 昼11時〜夕方5時、土日祝 昼11時〜夜7時(2時間制・要予約)

文/緑川翠