百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で5月22日から、「うめだ阪急 ビアガーデン」がスタート。今年の飲み放題は「ノンアル&低アル」のドリンクを増やした全120種がそろい、アルコールが苦手な人や家族連れも楽しめるラインアップとなっている。

JR大阪駅など主要駅からアクセス抜群で、都会のオアシスのような屋上空間が魅力の同ビアガーデン。「空と緑の屋上マルシェ」がテーマの会場には、海外の市場をイメージした屋台ブースがずらり。2023年の営業からコロナ禍前の500席が復活し、来客が前年比189%、コロナ禍前と比較しても129%と好調だったという。

広報の米田進悟さんは「コロナ禍で飲み会ができなかった仕事仲間が会社帰りに寄ったり、週末はご家族3世代で訪れる方も。年々『お酒を飲む場』以外でも楽しめるよう、ドリンクの種類を増やしたり、野菜系デリなどフードにも力を入れています」と話す。

フードはサラダ、フリット、パエリア、ピザなど約30種。メイン料理のチキンレッグ(1人1本限定)は豪快にガブッと食せば、ジューシーさが口いっぱいに広がる食べ応え抜群の一品。グリーンカレーが香るポテトサラダ、バジルビネガーの効いた桃とモッツァレラのサラダなど、ユニークなデリも多数揃う。

ドリンク類は、王道のビールやワインといったアルコール以外も充実させ、昨年より20種追加。アルコール分の低いハイボールを作れるリキュールは、ジュースとの配分が書かれたボードを見ながら自分好みの1杯を試すことができる。色味が映える「ライム&ミント」「クラフトレモネード」などの果物シロップも並び、炭酸水やソーダ割りが楽しめる。

家族連れにぴったりなセルフ式のかき氷コーナーほか、期間限定で有名メーカーの出店も。5月22日〜6月18日は神戸のクラフトビール「六甲ビール」が味わえ、以降も順次「レッドブル」「ICE BOX」などのブースが登場予定だ。

料金は大人4800円、小学生1600円(席120分・飲み放題90分)。「阪急うめだ本店」13階屋上広場にて、10月6日まで開催(雨天中止)。営業は夕方5時〜夜10時30分、土日祝と8月10日〜18日は夕方4時〜。いずれも最終受付は夜8時30分。

取材・文・写真/塩屋薫