高校生の自転車事故を減らそうという、自転車マナーアップモデル校に静岡市のサレジオ高校が指定されました。

 この活動は、高校生の自転車マナー向上のため、1996年から行われており、静岡市清水区にある高校が1年交代でモデル校に
選ばれます。

 式では清水警察署の警察官から指定書が手渡されたほか、交通安全協会からは反射板やのぼりなど、自転車マナー向上の為の啓発品が高校生に贈呈されました。

 清水署によりますと去年、管内での自転車の事故は258件で、そのうち高校生の事故は47件だということです。

清水署地域交通官 増田明香さん:
「高校生の皆さんに地域の模範となっていただいて、すこしでも交通事故を減らしていく活動を、地域と一体となって推進していきたい、そういう目的です。」

 今後高校生は学校周辺で警察官と自転車マナー向上の啓発活動などを行う予定です。