ラグビー元日本代表で、リーグワン・静岡ブルーレヴズ所属の矢富勇毅選手(39)が今シーズン限りで引退することになりました。

 矢富勇毅選手の引退はきょうチームの公式ホームページなどで発表されました。

 矢富勇毅選手は京都成章高校、早稲田大学を経て2007年にチームの前身のヤマハ発動機に入団。

 スクラムハーフとして巧みなボールさばきと強気なゲームメイク、力強いランが持ち味で、日本代表としても2007年のワールドカップなど16試合に出場。

 国内リーグではヤマハ、レヴズ一筋で、今季、通算17シーズン目を迎えていました。

 先月のホストゲーム・三重ホンダヒート戦では後半途中から出場。チームとして3人目となる通算150キャップを獲得し勝利に貢献していました。

 明るいキャラクターでチームのムードメイカーでもあり、ファンには「ヤッツ」のニックネームで   親しまれてきました。

 今季のリーグ最終戦は、5日にヤマハスタジアムで行なわれる予定で、試合後には矢富選手の引退会見が開かれます。

矢富勇毅選手