浜松市で小学4年の女子児童がごみ収集車にはねられ死亡した事故を受け、浜松市は一般廃棄物収集業務を行う民間業者に交通規則の指導を行いました。

 13日浜松市浜名区新原で、横断歩道を自転車で渡っていた、近くに住む小学4年の少女(9)がゴミ収集車にはねられ死亡しました。

 午後浜松市では、市から許可され市内で一般廃棄物収集運搬を行う事業社を対象にした、交通規則指導が緊急で開かれ、出席した浜松市の職員と53社が冒頭、少女に黙とうを捧げました。

浜松市環境部 ごみ減量対策担当 久米秀幸さん:
「今後2度と悲惨な事故が起こらないように、継続的かつ徹底的に、安全管理をお願いするものです」

 交通規則の指導では、交差点での徐行など基本的な交通ルールの確認が行われた他、走行ルート設定時に可能な限り登下校時の通学路を避けるなど、交通安全対策の徹底が呼びかけられました。

浜松市環境部 ごみ減量対策担当 久米秀幸さん:
「日常の『ひやり・はっと』が積み重なって起きた重大事故だと思うので、各清掃事業所、市も含めて安全管理の徹底に努めていかないといけないと思う」

 浜松市は今後、警察と連携した交通安全講習も実施するとしています。

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