静岡県河津町で行われていた河津桜まつりで、消費税未納の疑いが浮上していた問題で、実行委員会は数百万円の未納が判明した事を明らかにし、納付する考えを示しました。

河津桜まつり実行委員会 山田和子会長:
「法人税、消費税の課税対象であることが判明し、納付することに致しました。おおよその税額は400万円から500万円となる見込みです」

岸重宏町長:
「税に対する認識不足が今回の事態に至った原因でありまして深く反省をしております」

 この問題は、今年の河津桜まつりの直前、過去の開催で観光協会や町で作る実行委員会が用意した、駐車場の料金収入が消費税の課税対象になるのではと指摘されていたものです。

 税務署と相談し処理を進めた結果、法人税、消費税、県税、町民税の納付が必要となり、額は400〜500万円になる見込みということです。

 過去4年間の総収入は1億8770万円で運営費を除く余剰繰越金は昨年度末でおよそ700万円あり、これを納税の原資にするということです。