静岡のレジェンドがまた一人、スパイクを脱ぎました。藤枝市出身でサッカー元日本代表のキャプテンの長谷部誠選手が24日 都内で引退会見を開きました。

藤枝市出身 長谷部誠選手:
「自分のキャリアに対しては全く後悔もしていなく、本当に大きな満足とともにキャリアを終えられたと思っています」

 24日都内で引退会見を開いた長谷部誠選手(40)。
 
 名門・藤枝東高校出身で、高校卒業後は浦和レッズに加入。

 その後海外へ渡り、ドイツのフランクフルトでは公式戦300試合以上に出場するなど、国内外で数々の活躍を見せました。

 日本代表ではワールドカップに3大会連続で出場し、類まれなるリーダーシップとキャプテンシーを発揮した長谷部選手。

 24日の会見では、地元への感謝の思いを口にしました。

長谷部誠選手:
「藤枝市、そして静岡県の皆さんにはこれまでも本当に多くのサポートをしていただきましたし、サッカーどころ静岡で自分が生まれ育って、そしてこうして今、世界でプレーできるようになっているので。自分の根底にはやはり静岡、藤枝で培われたものが芯としてあるので、そういうものはこれから先も生きてくると思いますし、これからも静岡、藤枝を日本全国だけじゃなくて世界の皆さんに少しでも知ってもらえるような、そういうものに自分も協力できたらと思っています」

 静岡が生んだサッカー界のレジェンドは今後、ドイツのフランクフルトで指導者への道をスタートさせます。

長谷部誠選手:
「戦術的な部分だけでなく、人間的なアプローチで愛情を持って、選手たちの人間性に少しでも影響を与えていけるような、そういうところも自分の中ではトライしていきたい」

長谷部誠選手