4月、静岡県焼津市で冷凍カツオを盗んだとして漁協職員の男ら4人が逮捕された事件で、警察は2月にも冷凍カツオを盗んだとして4人を再逮捕しました。また、別の漁協職員らの関与も発覚し逮捕者は7人となりました。

再逮捕されたのは水産加工会社役員(47)と焼津漁協職員(40)ら4人で、2月、焼津市の市場で冷凍カツオおよそ4.5トンを盗んだ疑いが持たれています。

この他、同じ水産加工会社の社長(60)と焼津漁協職員(31)ら3人も逮捕され一連の事件の逮捕者は7人となりました。

警察によりますと、事件の指示役は水産加工会社社長(60)と焼津漁協職員(40)とみられています。水産加工会社社長は部下の同社役員に、漁協職員(40)は運送会社の社員ら2人にカツオの窃盗を指示したということです。

逮捕された漁協職員はいずれも計量部門を担当していて、水揚げされたカツオは計量所を通さずに、その水産加工会社の倉庫に運ばれました。同社役員に協力した見返りとしてその会社から漁協職員(40)に報酬が支払われていたとみられています。

警察は過去に、他の会社でも同様の被害が確認されていることから7人の余罪についても捜査を進めています。

一方、水産加工会社役員の弁護士によりますと役員は「窃盗の指示はしていない。漁協職員からカツオの買い取りを押し付けられた」と容疑を否認しているということです。