全国的に見ても、大激戦区のひとつとされる静岡3区。25日、磐田市にある車両用シートを作る縫製会社を訪れていたのは、立憲民主党・元職の小山展弘氏です。この会社は、外国人労働者の受け入れに力を入れている会社です。

小山展弘氏:「日本に来て仕事をしながら、日本の勉強もしながら、語学の壁や文化の壁もある中で頑張っている皆様に頭がさがります」

小山氏は、浪人生活を送ったこの4年間、選挙区をくまなく歩いてきたといいます。

小山展弘氏:「言語の壁がある中で仕事をしている。ひたむきにしている姿に心打たれた。ここに住んでいる方、すべてのことを考えて政治をやるということでないといけないので。今日は現場の声を伺ったり、現場を教えていただくいい機会だった」

静岡3区は小山氏と自民党の宮沢氏が過去3回争い、いずれも宮沢氏が勝利してきた接戦区です。

4年前の前回、小山氏は宮沢氏に1万6000票差まで迫ったものの、希望の党から「排除」され無所属で戦ったため、比例復活もできませんでした。

小山展弘氏:「地域を歩いていて、色々と自分が現職でなくて歯がゆい思いをしたことがありました。もう一度、仕事をさせて下さい。もう一度、私に仕事をさせて下さい。どうぞよろしくお願いいたします」

「今までの9年間の自民党政権の実績、姿勢、体質、そういったものすべてを問う選挙だと思います。(Q3区は一騎打ちになるが、その点は?)あまりそのことは考えずに一瞬一瞬を大切に、一つ一つを大切にこれからも一人一人に訴えをしていきたい」

立憲民主党にとっても、静岡3区は最重要選挙区のひとつです。22日には、枝野代表が磐田入りしました。

枝野代表:「何よりも信頼できない政治から、まっとうな政治へと変えていく。小山展弘に、皆さんの力を貸してください。本人も全力で走ります。私たちも全力で応援します。でも政治を決める、政治を変える力を持っているのはあなたです。あなたの力が必要です。小山展弘、どうぞよろしくお願いします」

「共産党との共闘」を相手候補に批判されていることについて、小山氏は、静岡3区は前回も共産党が候補者を立てておらず、勝手連的な支援を受けているが、自分の主張は変わらないと反論します。

小山展弘氏:「単なる批判ではなくて、私たちならこうするという解決策、提案を中心に訴えていきたいと思っています。(枝野代表の応援を)大きな追い風にして、さらに勢いを増して頑張っていきたいと思います」

そして、翌日には、この人が静岡3区に入りました。
静岡3区には、リニア工事で影響を受ける可能性があるとされる大井川流域の掛川市などが含まれています。

川勝知事:「ルートを変更、賛成ですか。リニアトンネル工事に賛成ですか、反対ですか。反対。そうです。万機公論に決すという人をですね、基本的に守っている。そういう青年が小山展弘なんです。こういう青年を、私は恐るべき早稲田大学の後輩として、心から尊敬しています。きょうは小山展弘君の応援もできるということは誠に光栄でございます」

小山氏の陣営は、知事の応援を「強力な援軍」として、無党派層への支持拡大に期待を寄せています。

小山展弘氏:「私は川勝知事と連携して、大井川の水、大井川の水源を守ってまいります。新しい時代の価値観、新しい文明が必要なんです。それをこの静岡から作っていく。それくらいの気構えを持って、大井川の水を守っていこうじゃないですか」