まん延防止措置の適用が決まった大阪府は、飲食店に対してアクリル板の設置を要請しています。静岡県内のプラスチックの加工会社では、アクリルの品薄に悩まされています。

宮崎玲衣アナウンサー:「県内にもパーティションを製造している会社があります。コロナ禍で劇的に発注が増え、これまで経験したことがないほど、忙しくなったそうです」

アクリル製パーティションの需要が急増

杉山プラスチック工業

静岡市にあるプラスチックの加工会社、杉山プラスチック工業。去年、県内などに緊急事態宣言が出た時には、アクリル製パーティションの発注の電話が次から次へとかかってきたといいます。

杉山プラスチック工業 杉山郁也社長:「本当にパーティションを毎日毎日作る日々が続いておりまして、機械をフル稼働して作るときには1日で500枚以上作ったこともあります」

新型コロナウイルスが流行する前、この会社の作るプラスチック製品のうち、パーティションの割合は5%ほどだったといいますが…

杉山プラスチック工業 杉山郁也社長:「コロナ禍になって、去年あたりは7割以上がパーティションだったと思います。薬局のカウンターとか、金融機関で使う窓越しのカウンター、そういったものの依頼はあって、作ってはいたんですけれども、本当にこの感染対策でこういうものが使われるとは私たちも本当に『目からうろこ』だったんです」

今後、まん延防止措置のエリアが拡大していけば、再び発注が急増することが予想されます。

杉山プラスチック工業 杉山郁也社長:「アクリルの在庫が、感染者が増えると在庫がすぐになくなってしまう状況にあって、私たちそれで苦労している。全国的に材料が品薄になってくると、うちとしても材料が欲しい時に欲しい材料がないという現象が起きるかもしれません」

依頼先の要望にこたえ、特注のパーティションも製作する杉山プラスチック工業。今後は、新しい形の商品も考えていきたいと話します。

杉山プラスチック工業 杉山郁也社長:「このパーティションに関して、とにかく第一優先でやろうと。困っているお客様とか居酒屋さんとか医療機関とか、そういう所にいち早く届けたいという気持ちでやっています」