台風8号で、静岡県内各地でまとまった雨となっています。また、浜松市ではけが人も出ています。

11日午前10時の降り始めから13日午後3時までに観測された雨の量は、伊豆市天城山で379.5ミリ、静岡市鍵穴で350.5ミリ、静岡市有東木で326.5ミリ、藤枝市高根山で319.0ミリなどとなっています。

現在、県内全域に「大雨警報」、中部に「洪水警報」、中部・西部・伊豆に「波浪警報」が発表されています。

また、静岡市南部と藤枝市、東伊豆町、河津町に「土砂災害警戒情報」が発表されていて、静岡市は土砂災害警戒区域に住む2万9841世帯、7万2447人に、東伊豆町は6253世帯、1万1524人に「避難指示」を発令しています。

このほか、9の自治体(富士市・富士宮市・沼津市・下田市・熱海市・西伊豆町・南伊豆町・松崎町・伊東市)に5段階の大雨警戒レベルのうち、警戒レベル3にあたる「高齢者等避難」が発令されていて、避難所が開設されています。

突風でビニールハウス15棟壊れる 土砂崩れで5世帯が孤立

消防によりますと、浜松市浜北区で70代の男性が歩行中に強風にあおられ転倒しました。住宅のフェンスに接触し、額などを出血する軽傷です。

白木愛奈アナウンサー:「静岡市の海沿いにある久能です。ビニールハウスは骨組みがぐにゃりと曲がり、屋根もはがれている」

静岡市駿河区青沢では、農業用のビニールハウス15棟が壊れる被害が確認されています。突風が原因と見られています。けが人はいませんでした。

被害にあった農家:「下側の骨組みが折れてぺちゃんこになってしまった。青ネギの播種(種まき)の準備をしてあった」

また、島田市では強風による影響か、塗装工事をしていた現場の足場が崩れる被害がありました。人的被害はないということです。

このほか、県内各地で土砂崩れによる通行止めが相次いでいます。13日午前10時ごろ、静岡市葵区梅ヶ島の市道ののり面の土砂およそ50立方メートル分が
道路に流れ出し、正午過ぎから通行止めとなっています。また、12日午後6時ごろ、葵区水見色の市道でも小規模な土砂崩れがあり、通行止めとなっています。5世帯が孤立集落になっていますが、連絡はとれていて、ライフラインに影響はないということです。いずれも台風が去ってから復旧作業をするということです。