アクシデントでマウンドを降りたガンケル

5月9日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの一戦に、ここまで無傷でリーグ最多タイの5勝を挙げているガンケルが先発マウンドに上がり、3回まで4安打1失点と粘投を見せていたが、投球中に右肩の張りが出たとみられ、4回から2番手の馬場皐輔にスイッチし、降板した。

責任投球回を全うできずに降板するのは今季7試合目の登板で初めてだったガンケルに対し、矢野監督は「途中で降りたけど、まずはピンチを、ピッチャーに打たれたっていうところは反省もあると思うけど、でも粘っていってくれたっていうのは、勝ちにもちろんつながっている」。とアクシデントでマウンドを降りたガンケルを労った。

続けて、ガンケルについて、矢野監督は「明日病院に行って、そこからの判断になる。抹消はいったんする。抹消はするよ」。とガンケルの登録抹消を明言した。

今季初勝利掴んだ馬場皐輔

アクシデントでマウンドを降りたガンケルに代わり、4回から2番手でマウンドに上がった馬場皐輔は、3回2安打無失点2奪三振と緊急登板にも関わらず、素晴らしい投球内容を見せ、今季初勝利を掴んだ。

1点を追いかける4回から登板した馬場皐輔は、1アウト走者なしから宮崎敏郎にセンター前ヒットを許したものの、後続を抑えて得点を与えず、6回1アウト走者なしからソトに二塁打を許したが、続く宮崎敏郎を空振り三振、続く嶺井博希をフォークで二ゴロに仕留め、3回無失点の好投を披露した。

今季最長となる3イニングを投げ、今季初勝利掴んだ馬場皐輔は「相手に流れを与えない投球を心がけていましたし、ピンチの場面でも何とか粘って0点で次につなげられるように一球一球、丁寧に投げることができました」。と振り返った。

緊急登板となった馬場皐輔に対し、矢野監督は「何と言っても馬場が、きょうはね、3回頑張ってくれたっていうのが大きな貢献じゃないかな。どこまで行こうかなというのは、抑え方とか内容とか球数が絡んでくるんで。3回行けるだけの抑え方と球数と内容をしっかりしてくれたんで。それで3イニング行ってくれたのは大きいし。低めにうまく集めながら向かって行くピッチングができたと思います」。と絶賛した。

アクシデントでマウンドを降りたガンケルが登録抹消となり、16日の巨人戦の先発候補に2軍で週末登板した高卒2年目の西純矢や斎藤友貴哉、さらには2軍再調整中の藤浪晋太郎の名前もあがっているが、今季初登板となった4月21日の巨人戦から7試合連続自責点0で、今季最長となる3イニングを投げ、今季初勝利掴んだ馬場皐輔も十分ガンケルの代役として任せられる結果を残している。

馬場皐輔が先発マウンドに上がり、今シーズン2勝目を掴む姿を見たいものだ。