全国49地区 夏の大会データベース
【福井】

今春のセンバツ出場を果たした敦賀気比の1強体制となって久しい福井。夏もこの流れが続くのか、それとも福井商、福井工大福井らが意地を見せるか。

《2021年 センバツ結果》敦賀気比 1回戦

●甲子園での戦い&夏の展望
投打とも好選手が揃った敦賀気比が一番手も好投手を揃えた福井商が迫る

センバツに出場した敦賀気比は1回戦で常総学院に敗れるも、粘り強い野球でこの大会初のタイブレークにまで持ち込むなど最後まで健闘。夏は2014年にベスト4入りして以降、3回戦止まりとなっているのでそろそろ上位を賑わせたいところだろう。

この夏もダントツの実力を誇るのは敦賀気比。魅力は春季大会で4戦36得点を記録した打線。監督の甥っ子でもある東鉄心が出塁すると、県大会の通算打率5割超えの主砲の前川誠太、小西奏思が返す。投手陣も本職はサードの本田克、投げっぷりがいい2年生の上加世田頼希が安定。ここに故障で春季大会不在のエース竹松明良が北信越大会から復帰し、盤石の強さで優勝。この勢いが持続していくのは間違いない。

番狂わせを狙うのは福井商と福井工大福井。南慶二朗と廣部航平の両右腕の打たせて取る投球術でリズムを作った福井商は春季大会でも準優勝。決勝でも敦賀気比にあわやのシーンを演出した。春季大会ベスト8の福井工大福井は身体能力抜群の捕手・澤岻瑞希と長打力のある佐藤隼太のクリーンナップが自慢。また、2年の向嶋大輔も「大物」と評価される逸材でタレント自体は揃っている。

過去10年福井 夏の甲子園/地方大会決勝戦績
全国49地区夏の甲子園DATABASE【北信越編】

北信越が「最弱地区」とイジられたのは今や昔の話。近年は中学野球から独立リーグまで好選手が続出して高校野球のレベルアップも顕著に。今、日本で一番高校野球がアツいエリアに!

選手層が飛躍的に上昇!全国優勝も夢じゃない

近年、アマチュア球界で最もホットな地区となっているのが北信越。中学野球で将来有望な選手たちが好成績を残し、高校へ進学してまた活躍するという好循環で高校野球のレベルが飛躍的にアップ。2年前に星稜(石川)が甲子園で準優勝に輝くなど、その成果も現れている。

今年の北信越で最も注目したいのは敦賀気比(福井)。センバツでは1回戦負けだったものの、春季大会4戦36得点を挙げた強力打線と故障から復活した竹松明良が変幻自在の投球で三振を量産。控え投手のレベルも高く、県代表どころか甲子園の舞台でも爆発することだろう。

同じセンバツ出場校でも上田西(長野)は自慢の俊足を武器にした攻撃的野球でコンスタントに点を奪い、しなやかなフォームが魅力の左腕・山口謙作を軸とした投手陣も強力。他にも星稜(石川)や新潟明訓(新潟)、高岡第一(富山)など、各地区で本命候補となる強豪校は順調な仕上がりを見せている。

例年は私学勢が優勢だが、今年は県立校出身の好選手も各地区に続出。目が離せない試合が続きそうだ。

過去5年 北信越地方大会結果
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2年ぶりの夏が戻って来た!自粛ムードにつつまれた日本列島に清々しい活気の旋風を巻き起こす球児たち!この夏の主役候補たちに大接近!春夏連覇を目指す東海大相模の門馬監督と石田隼都投手!ドラ1候補、大注目の小園健太投手(市立和歌山)、達孝太投手(天理)の直前の意気込み!甲子園を目指しユニークなチームづくりを仕上げてきた注目校もクローズアップ!高校野球ファンのあなたにぜひ手に取ってみて欲しい一冊です! !