多くの人が間違って読んでしまう漢字

漢字の読み方には、それぞれ「訓読み」と「音読み」があります。訓読みは中国から伝わった漢字の意味を日本語に翻訳したところから生まれた読みで、送り仮名が振られていたり、聞いただけで意味がわかったりすることが多いものです。

「重複」の読み方は「ちょうふく」が正しいのですが、「じゅうふく」と読まれることが多いようです。誤読だったものが広く使われるようになり、早急(さっきゅう→そうきゅう)、相殺(そうさい→そうさつ)、貪欲(とんよく・たんよく→どんよく)など、間違った読み方が一般化したものもあります。同じ字で何種類も読み方があることから、このようなことが起こるのも日本語の特徴のひとつです。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための日本語と漢字』
監修:山口謠司

「ニッポンとニホン使い分けは?」、「なぜ緑色なのに青信号?」「十二支の本当の意味とは?」、「間違って使うと恥ずかしい敬語は?」日本語と漢字にまつわる、とことん面白くてためになる話。単なるうんちくにとどまらない、使える日本語、生きた日本語から、日本人が覚えておきたいしきたりや文化、マナーまで幅広く紹介。図解でよりイメージができ、面白いほどかんたんに、日本語の興味深い「なぜ」と、正しい日本語の知識が増える1冊!