2試合連続無安打無失点の好投見せた高橋遥人

上肢のコンディション不良でリハビリ中だった高橋遥人が、5カ月ぶりに実戦復帰した7月25日の中日ドラゴンズ戦から2戦目となる登板を7月31日、ウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦で迎え、1回を11球で無安打無失点1奪三振と最速149kmをマークするなど無失点ピッチングの好投を披露し、リーグ後半戦での1軍昇格に向けて歩みを進めた。

阪神タイガース4番手・石井将希に代わり、5番手で8回にマウンドに上がった高橋遥人は、先頭打者の山足達也をストレートにカットボールとツーシームを織り交ぜ、4球でサードゴロに打ち取ると、来田涼斗にはこの試合最速149キロのストレートを2球続けてセカンドゴロ、最後は宜保翔をスライダーとカットボールで空振り三振に仕留め、わずか11球で1イニングを3者凡退に抑え、実戦復帰2戦目も快投を見せた。

高橋遥人は2月16日の楽天イーグルス戦の登板後、違和感があった為、沖縄県内の病院で診察を受け、「右脇腹の筋挫傷」と診断され、キャンプでは別メニュー調整となり、開幕後も2軍で戦列復帰へ向け、慎重に調整を進め、3月上旬にはキャッチボールを再開したが、3月下旬に再びコンディション不良で投球再開のメドが立たなくなっていたが、6月8日に離脱後初となる投球練習を再開し、7月13日に打撃投手を務めるなど、慎重に段階を踏んできた。

そして、7月25日のウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦で5カ月ぶりに実戦復帰を果たし、1回13球無安打無失点1奪三振と最速150kmをマークするなど無失点ピッチングの好投を披露し、リーグ後半戦での1軍昇格に向けて大きな一歩を歩み始めていた。

1イニングではあるが、2試合連続三者凡退とボールの質は、まだまだと高橋遥人自身は語っているが、最速150キロを記録する威力は戻りつつある。

福原コーチはここで焦らせてまた同じことを繰り返してはいけないと、1軍復帰には慎重な構えだが、ここから複数イニングでの登板テストへ進み、リーグ後半戦での1軍復帰へ希望の光は差し込んでいる。

高橋遥人には、リーグ後半戦で自分の納得のいく投球ができる状態で復帰してもらい、阪神タイガースのリーグ優勝をさらに現実味を帯びさせる活躍を披露してもらいたい。