都議会選挙選のさなかに無免許運転で交通事故を起こし、4ヶ月もの長きに渡り雲隠れした挙げ句、先日ようやく辞職を表明した木下富美子氏。しかしながらその会見の内容については、各所から非難の声が上がっています。いったい木下氏はなぜ、わざわざこのような会見を開いたのでしょうか。そんな誰しもが抱く疑問について今回、「謝罪のプロ」として知られコンプライアンス研修の講師も務められている増沢隆太さんが、まぐまぐのコンテンツプラットフォーム「mine」内で、「推理」と断りを入れた上で持論を展開しています。

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【謝罪プロは見た】木下都議辞職会見で得をした人物とは?

無免許運転・人身事故で批判を一身に集める木下富美子都議会議員は、八方塞がりの批判の嵐に耐え抜いたものの、ついに辞職すると会見を開きました。中身は言うまでもなく論ずるに値しないひどいものでした。しかしこの会見の勝利者がいるのでは無いでしょうか。それは…。

論ずるに値しない謝罪会見

いろいろコメントを求められますが、求める媒体社さんもたいへんだなと思います。誰が見たってダメなところしかない会見ですもの。わざわざ論ずる必要もないほど、誰が見たって話にならないレベルのメガンテ(自爆)な内容でした。

謝罪会見ではありがちですが、「事態を打開しよう」という建設的な目的ではなく、個人のプライドを満たそうという感情だけでやらかす典型的パターンです。要は自己弁護、自己正当化のためだけに終始した会見ということです。良い点など一つもありません。

今さら服装がどうのとか、見た目がどうのは全く関係無い、何のプラスももたらさないダメ会見でした。では何のプラスももたらさないこの会見は何のために行われたのでしょうか。

小池都知事がキーパーソンとも言われましたが、私もそうだと思います。

突如浮上してきた小池都知事

衆院選では都民ファースト系政党が生まれたものの、結局選挙に間に合わないとのことで立ち消えました。小池氏の国政復帰、総理就任への道筋にもなる可能性のある選択肢でしたが、希望の党同様に、幻に終わったといえます。

コロナ対応でも、マスコミ受けする記者発表は得意でも、結局の実効性や成果において、他の自治体に比べて見劣りしていると批判も多かった東京都。まして総選挙で与党勝利を受けて、小池氏の出番は限りなく無くなったように見えます。そこに加わった選挙後の長期病気休養。都知事辞任という報道まででました。

木下都議問題では、都民ファーストのオーナーとして、選挙応援した責任含め小池氏にも批判は及んでいましたが、休養ということで雲隠れしており、この問題が長引くのはどう転んでも小池氏にとってプラスが無さそうでした。

そんな中突如復帰して記者の前に立った小池知事。木下問題も「辞職を『確信』している」とコメントしました。いきなり浮上してきてぶっ放してきました。

ホームズの「利益を得る人物」に倣った推理

私はマスコミ報道でしか実態を知りませんが、いつも頭を過ぎるのはシャーロック・ホームズの言葉「The only man who really profited by the incident」です。誰が利益を得るのかということです。

ということで以下はただの推理ですから、お間違えなく。

木下氏は家族にも危機が及んだと、世間の対応を批判しました。悪いのは過剰報道のマスコミだという批判も随所に満ちあふれています。私は木下氏が、このような戯れ言をいうために会見するほど愚かだとは思いません。

本人が全否定している議員報酬というお金のためだと考えるのが自然です。私はむしろシングルマザーとして生活を第一に考えてしまいましたと、率直に金目(石原伸晃風)だと認めてしまった方がまだましなのにと思いました。

ということは、誰かが木下氏に金銭的に補償してあげたら、これだけの批判の嵐で家族も危険にさらされる環境を終えられるのでは?もう遅すぎる気もしますが、粘れば粘るほどお金が入ってくるので、一応ねばるのは理には叶います。

ではその補償に値する金銭が得られれば、辞職は可能だし、こうした中身ゼロの会見でも自分のプライドを満たし、多少なりとも溜飲を下げる発言もできます。この苦痛から逃れられるなら、億は無理でも数千万?もしかしたら1,000万以下でも、お金をもらえるならさっさと逃げ出したいのが普通ではないかと思います。

その程度の金額を渡すことができる人物はいないのでしょうか。そのお金を払うことで、辞職に導き、自らの存在感をアピールできたら、高いお金だとは思わない立場の人はいないでしょうか。

果たして真相は。

image by : 都民ファーストの会 − Home | Facebook

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