「縁結び」と「良縁」は違う!? 間違ったお願い事していませんか?

テレビ番組で、“縁結びに御利益があるとして大人気“と、ある神社が紹介されていました。その中のインタビューで数人の女性が「素敵な男性に巡り会えるように」「良い出会いがあるように」と応えていました。う〜〜ん・・・その女性には悪いのですが、実はそのお願いを受けた神様はちょっと困っているかもしれません。

なぜかというと「縁結び」と「良縁」は似ているようで明確に違うからなんです。その違いを簡単にご説明します。

【縁結び祈願】

お付き合いしている人と縁を結ぶ「結婚できますように」とお願いすること。あるいは、「好きな人と結ばれますように」(お付き合いできますように)とお願いすること。

つまり、“特定のお相手との縁を結ぶ”お願いをすることです。

【良縁祈願】

好きな人もいないフリーな人が「良い縁がありますように」「自分に相応しい人と巡り逢えますように」と、まだ見ぬパートナーと良い縁があるようお願いすることです。

ちなみに、どちらの“縁”も男女の縁だけに限りません。仕事の縁、スポーツのパートナー、ペットなども縁ですから、様々なご縁に対して祈願しても良いわけです。

旅のガイドブックや神社仏閣パワースポットをまとめたホームページでも、この違いをはっきり書いていないものが多いです。

・・・と言いつつ、縁結び限定、良縁限定、と明確に決めている神社仏閣もあまり見当たりません。太宰府天満宮なら祀られる菅原道真は学業の神様なので合格祈願が有名ですが、良縁成就や工事安全など様々な御祈祷を行っています。

いろいろな神社のホームページをよく見ると、どんな事にご利益があるのか明記されているものですが、どの分野のご利益が強いか(いわば得意分野)よく見極めて参拝に出向くと良いのではないでしょうか。

例えば、「出雲大社」の御祭神は、大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)を祀る分祠で、縁結びの神様として広く知られていますが、幸せのための良い縁があるよう、そして良い縁が結ばれるようにと、縁を凌駕してご利益があるとされています。

福岡県にある水田天満宮の末社「恋木神社」は、縁結びよりも良縁にご利益が高そうに思えます。ご神祭は、恋命(こいのみこと)で全国ここだけに鎮座する神様です。

恋木神社は、「良縁幸福の神様」「恋の神様」として親しまれ、「恋みくじ」「恋木絵馬」「ハート陶板守」など、恋木神社の御神紋であるハートが施されている授かりものが人気。縁結びのご利益はもちろんですが、良縁を求める参拝客が多いようです。

自分が頑張れば神様も味方する

冒頭に取り上げた神社を調べたら、縁結びも良縁もどちらもご利益があるそうです。失礼しました。しかし表記は気をつけないといけませんね。

また、これは助言ですが、神様にお願いして満足していてはいけません、ここからが始まりです。神様に頼りっきりじゃダメ! 肝心なのは自分、“願いが叶うよう自分が努力精進すること”です。神様は、なにも頑張らない人を助けてはくれません、頑張るあなたを見て救いの手を差し伸べてくれます。参拝のときには「努力しますのでお力添えを下さいませ」と唱えるのが大事なのだそうです。

季節ぴあシリーズ 首都圏版 2016-10-20 発売号
Fujisan.co.jpより


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