明治は、長引くコロナ禍において、毎日の栄養摂取に必要な食事を抜いてしまう”食スキップ”が大人の女性の間で増えつつあることを受け、て、9月15日より『食スキップ傾向の女性が抱えがちなつらさを緩める5つのヒント』(以下、5つのヒント)を公開しました。管理栄養士で、女性のライフスタイルと栄養に詳しい金城学院大学生活環境学部食環境栄養学科の丸山智美教授が監修を務めています。

明治公式HPで「5つのヒント」公開中:https://www.meiji.co.jp/skipping_meals/

”食スキップ”とは、「毎日の栄養摂取に必要な食事を抜く」ことを指します。「極端に食事量を減らしてしまう」「お菓子などの間食を食事代わりにしてしまう」といった、食事を簡素にする行動も食スキップに近しい行動です。食スキップが日常化してしまうと身体に必要な栄養が不足する「低栄養」となり、身体の不調や衰えの加速に繋がってしまう恐れもあります。

同社が40〜60代の女性1050人を対象に調査したところ、約3人に1人の33.0%が「食事を抜くことが増えた」「食事の量が極端に減った」「おやつなどの間食で済ませることが増えた」のいずれか1つ以上に当てはまると答えました。長引くコロナ禍の影響もあり、食スキップの傾向が広がっているようです。

今回公開された「5つのヒント」では、食スキップの傾向のある女性たちの手助けをするため、そのリスクに繋がる可能性がある「日々の生活のつらさ」を緩めるヒントを集め、以下のようなヒントをわかりやすいイラスト付きで提案しています。

『つらいときの家事はラフでいい』…完璧に家事をやろうとしなくていいんです。

『掃除が運動でいい』…本格的なスポーツじゃなく、掃除を運動としてもいいんです。

『もっと好きな時間を持っていい』…自分だけの好きな時間をもっと持ってもいいんです。

『食事は自由でいい』…毎日作らなきゃ!という気持ちは持たなくていいんです。

『栄養補助食品などに頼っていい』…思うように食べられない時は、栄養補助食品などに頼ってもいいんです。

監修を務めた丸山教授は「女性はライフステージの中で40〜60代の閉経前後の更年期から、何らかの体調の変化を感じるようになります。この時期には、子どもの独立、夫の定年、親の介護など、環境の変化が重なります。この体調の変化は主観的な感覚である不調の訴えを主体とすることが多いです」と女性の体調の変化について解説。

続けて「わが国の男女雇用均等法は昭和60年に成立し平成27年で30年が過ぎました。女性の社会進出が進み、就業率が年々増加しています。社会では、女性を支える環境を整えるために法改正なども含めて、仕事だけでなく家事も子育ても介護も男女平等になりつつありますが、支援制度は完全とは言えません。さらにわが国には、母性や女性らしさという通念が存在し、無意識に自分を犠牲にしている女性は多いです」と指摘しています。

さらに、丸山教授は女性が仕事・子育て・家事・介護などの大部分を受け持つことで余裕がなくなり、食事を抜きがちになってしまうと「栄養バランスが崩れ、さらに心身の疲れを増幅させるという悪循環に陥る可能性があります」と指摘。夏の暑さの影響によって「冷たいものの『飲みすぎ』『食べすぎ』により胃腸に不調をきたしたり、外気と室内の温度差や冷えた室内に長時間いることによって自律神経の乱れが起こり、内蔵の働きが落ちることで、食生活も乱れがちになり栄養バランスを崩す可能性もあります」とのことで、夏の暑さによる不調を早めに回復させることもポイントのようです。

最後に丸山教授は「この度制作した『5つのヒント』が、日々の中で頑張る自分に「少しだけ」ラクをさせて、食スキップによるリスクを低減し、前向きに生活を楽しむヒントになればと思っています。食スキップのリスクを避け、これからも自分らしい人生を歩んでいけるよう、『今』を見直してみてはいかがでしょうか」と呼び掛けています。