一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会は、8月1日にソーシャル性の高い新サービス「ステカタnavi.」をローンチ。商品パッケージについたQRコードで全国の自治体約1,700件のデータベースから消費者が住んでいる地域のゴミの捨て方や分別方法がわかる無料のサービスで、メーカー企業への導入が広まることで消費者のゴミ分別の意識や利便性の向上が期待されている。

今回、同協会はサービスのローンチ前に、全国の20代〜60代の男女1,000名を対象にした「コロナ禍での生活意識変化とゴミの分別に関する実態調査」を実施。結果、73.7%が「ゴミの分別に悩んだ経験ある」と回答し、多くの人が「商品にゴミの捨て方や分別方法を表記した方がいい」と考えていることがわかった。

まず、コロナ禍におけるSDGs(持続可能な開発目標)など環境に対する意識の高まりについて質問すると、35.9%と3人に1人が「高まった」と回答。生活や価値観の変化は人々の環境意識にも影響を与えているようだ。

次に、可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミ等、ゴミの分別に悩んだ経験を聞いたところ、約7割の人が「悩んだ経験がある」と答えた。ゴミの種類としては、1位の「電池」(24.8%)をはじめ、トップ10に「電球」(18.5%)、「バッテリー」(16.4%)、「生活家電」(15.9%)が入り、家電製品に関する分別の悩みが多いことがわかった。2位の「発泡スチロール」(22.3%)、3位の「アルミ箔」(20.8%)なども含め、燃やせるのか燃やせないわかりづらい素材が悩みの種となっているようだ。

続けて、ゴミの分別と環境意識について聞いてみたところ、大多数となる91.4%がゴミの分別が自然環境保全に向けた取り組みとして「大切だと思う」と考えていることがわかった。

しかし、大切さを理解していながらも「分別できなかった・しなかった」という経験のある人は「ごくまれにある」まで合計して79.4%と約8割にものぼり、「たまにある」までの合計でも48.2%と約半数という結果になっている。

その理由については「素材が何かわからない等で分別の方法がわからなかったから」が過半数の66.8%となり、続く「手間がかかりめんどうだったから」(27.1%)、「捨てた後に分別が必要なものだと気づいたから」(20.7%)を大きく引き離している。

ゴミの分別が消費者側だけでなくそれを製造販売するメーカー側にも大きな課題があることを示しており、素材とその分別方法をわかりやすく伝える必要性が浮き彫りになったといえる。実際、商品自体にその商品の捨て方や分別方法を記載することについては、85.0%が「良い」と回答した。

最後に、QRコードで地域のゴミの捨て方がわかる無料の新プラットフォーム「ステカタnavi.」のサービス内容について聞いたところ、「ステカタnavi.」用のQRコードがついた商品とついてない商品に関して、64.2%が「QRコードつきを購入する」と回答。そのうちの8.1%は「多少価格が高くてもQRコードつき商品を購入する」と答えていることからも、消費者の意識も高まっている状況がうかがえる。

同協会は、8月より提供が始まる同サービスについて「スマホで今いる場所に適した捨て方を簡単に検索できる本サービスは、今後参加企業を拡大していくことで情報を進化させ、誰もがサステナブルな地球環境に貢献できるプラットフォームを目指します」とコメントを寄せている。