今年も新型コロナウィルスや北京冬季五輪、ロシアのウクライナ侵攻など様々な出来事がありました。今年と来年を「漢字一文字」で表すとしたら、医師の皆さんはどんな漢字を選ぶのでしょうか。そこで、医師の皆さんに「2022年の今年の漢字一文字」と「2023年がどのようになることを期待するかの漢字一文字(医師が選ぶ来年の漢字)」を聞いたところ、医師が選ぶ今年の漢字は、3年連続で「禍」が、医師が選ぶ来年の漢字も昨年同様「明」となったことが分かったそうです。

医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピア株式会社が2022年11月に実施した調査で、医師会員3020人から回答を得ました。

医師が選ぶ「今年の漢字」ベスト5と、主な理由は以下の通りとなりました。

【1位:「禍」、票数:189】
▽コロナ感染に加え、円安になるし禍が続いている(60代、一般外科)
▽サル痘や梅毒などの感染症例が増加しているから(50代、精神科)
▽ロシアの戦争など(60代、呼吸器内科)

【2位:「忍」、票数:118】
▽一般世間では会食、旅行が解禁になっているけれど、医療界ではまだまだこれらを我慢、自粛している状態(50代、消化器外科)
▽世の中がポストコロナに動き出す中で医療に非常な負担・皺寄せが来ているので(50代、循環器内科)

【3位:「乱」、票数: 116】
▽コロナワクチン接種や発熱外来、全数把握や届け出など次から次に変更があり、現場が混乱した1年だったように思います(60代、小児科)
▽いろんな常識が崩れて変容が多かったので(50代、整形外科・スポーツ医学)

【4位:「戦」、票数: 108】
▽コロナ禍との戦いに加え、国際紛争や諸外国のミサイルなどが印象に残るから(50代、リウマチ科)
▽信じられないような戦争が起きている(50代、精神科)

【5位:「耐」、票数:103】
▽コロナ疲れで、ヘトヘトです。波が来るたびに振り回されて、みんな疲弊しています。そして、まだ、次の波が順番に来るなんて...。という気持ちです(50代、健診・予防医学)
▽そろそろ医療業界全体に疲弊感が漂っている(50代、皮膚科)

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また、医師が選ぶ「来年の漢字」ベスト5と、主な理由は以下の通りとなりました。

【1位:「明」、票数:317】
▽これからの医療の世界が明るく高齢者も若い人も明るい笑顔で過ごせるようになればいいなと思います(40代、整形・スポーツ医学)
▽トンネルを抜け出し、明るい笑顔があふれる毎日に戻ってほしい。皆で明るい未来に向かって歩いていけるような状態になってほしい(40代、小児科)
▽戦争が終結して、世界が明るい未来になればよい(50代、皮膚科)

【2位:「安」、票数: 171】
▽以前のように安定してCOVID-19以外の診療に集中できるようになってほしい(40代、一般内科)
▽安定して安心の医療が提供できることを期待したい(30代、麻酔科)
▽物価が安くなるように(30代、精神科)

【3位:「平」、票数: 90】
▽平常状態に戻って欲しいため(40代、眼科)
▽平穏で、穏便にという意味で(60代、放射線腫瘍科)

【4位:「楽」、票数: 87】
▽厳しい日々が続くので少しは良くなって欲しい(30代、放射線科)
▽コロナが落ち着き楽しいことがあるといいですね(50代、一般内科)

【5位:「穏」、票数: 85】
▽世界平和、物価高騰、医療をとりまく諸般事情が平穏に向かうことを期待するから「穏」を選びました(50代、泌尿器科)

【出典】
▽メドピア株式会社