高校生が進学のために大学を選ぶ際、何を重視して大学を決めているのでしょうか。調査によると約9割の高校生が「学びの内容」を重視しつつも、都市圏在住の人は「ネームバリュー」、地方圏在住の人は「学費・奨学金」を重視する傾向がみられたそうです。

スタディプラス株式会社が2022年4月に、学習管理アプリ「Studyplus」上で高校1年生から高校3年生のユーザー1965人を対象に調査を行ないました。 

大学選びで重視する項目(1位〜3位)を聞いたところ、「学びの内容(88.1%)」を3位までにあげた人が最も多く、以下、「ネームバリュー(56.9%)」、「立地(54.5%)」、「雰囲気が良いから(43.1%)」、「学費・奨学金(38.1%)」と続きました。

地域別に見ると、「ネームバリュー」は、「関東(62.8%)」、「中部(57.6%)」、「近畿(57.1%)」が高く、逆に「学費・奨学金」は「北海道・東北(47.8%)」、「中国・四国(42.5%)」、「九州(44.4%)」の割合が高い結果になりました。

各項目を回答した人からは次のような意見が挙がりました。

▽「学びの内容」の選択理由

・目標としている職業が決まっているため、それに関連した内容を学びたいと考えているから
・自分が学びたい内容が学べるのかが重要だと思うから

▽「ネームバリュー」の選択理由

・有名な大学に入学すると就職する時に有利になると思ってるから
・就職などする際に学歴フィルターがある所だとやはりネームバリューは重要視すべきだと

▽「学費・奨学金」の選択理由

・親に金銭面で大きな負担をかけることは避けたいから
・将来きちんと就職できるか分からないのに、返済するタイプの奨学金を受け取るのは怖いので、給付型奨学金の給付額が多い大学が良い

大学選びで重視する項目で、1位に最も選択された項目は、「学びの内容」で62.6%でした。続いて、「ネームバリュー(16.3%)」、「学費・奨学金(6.9%)」、「立地(6.5%)」といった回答になりました。

地域別に見ると、「学びの内容」は「中国・四国(70.5%)」、「ネームバリュー」は「関東(19.9%)」、「学費・奨学金」は「北海道・東北(8.7%)」と「近畿(9.9%)」、「立地」は「近畿(9.9%)」と「九州(8.2%)」の割合が高い結果になりました。

なお、大学選びを始めるとき、まず最初にどういうアクションを起こすか聞いたところ、第1位は「検索する(84.4%)」、第2位は「周りの人に聞く(8.5%)」でした。

「検索する」と答えた人は、「大学サイトを見る(88.4%)」「YouTubeで検索(4.8%)」などで、「周りの人に聞く」と答えた人は、「家族に聞く(39.3%)」、「高校の先生に聞く(23.2%)」、「友達、同級生に聞く(18.5%)」といった方法で、情報収集していることが分かりました。