みなさんのなかには妊娠をしてから出産に向けて、さまざまな不安や恐怖心を抱えている人も多いのではないでしょうか。全国の40代以下の女性250人に聞いたところ、出産経験のある人の8割以上が「恐怖心があった」と回答しました。また、「恐怖心を出産までに解消することができた」と回答した人は約3割に留まったそうです。

日本トレンドリサーチが、青山ラジュボークリニックと共同で「出産に対する恐怖心に関する調査」と題して2022年9月に実施した調査です。

まず、「出産経験の有無」を聞いたところ、「出産経験がある」と答えた人は47.6%、「出産経験はない」と答えた人は52.4%という結果になりました。

続いて、「出産経験がある」と答えた119人に「出産に対する恐怖心」について聞いたところ、「とてもあった」(49.6%)と「ややあった」(36.1%)を合わせて85.7%の人が「恐怖心があった」と回答。具体的な恐怖心については、以下のようなコメントが寄せられたそうです。

▽どれだけ痛いのか恐怖がありました。痛みに耐えられるか不安(30代)
▽出産時の陣痛に耐えられるのか、どれぐらいの痛みなのかとても不安でした(40代)
▽陣痛がとても痛いと聞いていたので耐えられるか怖かった(30代)
▽陣痛の痛みがどのようなものか未知だった。ネットで大変な体験やスイカを鼻から出すような等、不安を余計あおられた(30代)
▽無事に出産出来るか、そのことだけを思い続けました(40代)
▽初産だったので痛みに耐えられるのか、無事に生まれてくれるのか心配だった(40代)
▽分娩の痛みに耐えられるかどうか、妊娠中にトラブルがないかどうか(40代)
▽自分の体の中から一人の人間が産まれ誕生してくるということ自体に責任を感じたし、出産時の痛さを想像すると怖さしかなかった(40代)
▽人生で一番痛いなどと形容される痛みについての恐怖心と無事に子どもを産んであげられるかという子供の健康に対しての恐怖心(30代)

また、「出産までにその恐怖心を解消もしくは和らげることができましたか」と聞いたところ、72.5%の人が「できなかった」と回答し、「できた」と回答した人は27.5%に留まったといいます。どのようにして恐怖心を解消もしくは和らげることができたかについては以下のようなコメントが寄せられました。

▽初産の時は主人が付き添ってくれたので安心できた(30代)
▽先輩ママが沢山居たので、話を聞いて納得していった(40代)
▽実際に陣痛が始まったら教えられた呼吸法以外、何も考えられなかった(40代)
▽早く子供に会いたいと思う気持ちが勝った感じ(40代)
▽家族にその不安を聞いてもらうことです。寄り添ってもらったことが心強かったです(40代)
▽それより、早く元気に出て来てほしい!と願って、痛いとか忘れる(40代)

次に、「出産経験がない」と答えた131人に「現在妊娠をしているか、もしくは今後子供が欲しいと思うか」について聞いたところ、「妊娠・出産をする予定はない」(82.4%)、「現在妊娠はしていないが、今後子供が欲しいと思っている」(16.0%)、「現在妊娠をしている」(1.5%)という結果になりました。

最後に、「現在妊娠をしている」「現在妊娠はしていないが、今後子供が欲しいと思っている」と回答した23人に「出産に対する恐怖心はありますか」と聞いたところ、「とてもある」(56.5%)、「ややある」(43.5%)を合わせてすべての人が「恐怖心がある」と回答する結果となりました。また、具体的な恐怖心については以下のようなコメントが寄せられたそうです。

▽陣痛や産む時は、どれほどの痛みなのか、自分には耐えられるのかが不安(20代)
▽自身の身体が弱いから、出産時何が起きるか分からない。子供が元気に産まれてきてくれるか不安(20代)
▽痛みはどんな感じなのだろう、出産後の身体は大丈夫だろうか、無事に産めるのだろうか、ということが気がかりに思います(30代)
▽年齢により様々なリスクがあると分かっているから(40代)
▽きちんと出産できるのかどうか不安です(40代)

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調査を実施した同社は「どのような恐怖心なのかにもよりますが、ネットなどで調べるだけではなく、周りの様々な人に話してみるのが良いかもしれません」と述べています。