みなさんは住宅を購入する場合、新築と中古で悩むことはありませんか。全国の20〜69歳の男女600人のうち、「持ち家なし・リフォーム経験なし」と回答した200人に聞いたところ、6割の人が「中古住宅でも構わないと思う」と回答しました。また、その理由については、「新築住宅は価格が高騰しているから」「リフォームすれば綺麗だから」などに回答が集まったそうです。

株式会社カシワバラ・コーポレーションが「リフォームに関する実態調査」と題して2022年9月に実施した調査です。Z世代(20~26歳)、ミレニアル世代(27〜42歳)、氷河期時代(43〜51歳)、バブル世代(52歳〜57歳)、ポスト団塊世代(58〜69歳)の各世代からそれぞれ120人、計600人に聞きました。

まず、「持ち家なし・リフォーム経験なし」と回答した200人に「住宅を購入する場合、中古住宅でも構わないと思いますか」と聞いたところ、「ややそう思う」(48.0%)と「とてもそう思う」(12.0%)を合わせて、60.0%の人が「中古住宅でも構わないと思う」と回答しました。

また、「中古住宅でも構わない」と回答した120人に、その理由を聞いたところ、「新築住宅は価格が高騰しているから」(50.8%)、「リフォームすれば綺麗だから」(44.2%)、「物件の選択肢が増えるから」(39.2%)といった回答が上位に並び、リフォームをすることで中古住宅でも構わないと考える人が多数いることがわかりました。

さらに、「自身が中古住宅に住むとしたら、リフォームをしたいと思いますか」と聞いたところ、「ややそう思う」(45.8%)と「とてもそう思う」(39.3%)を合わせて85.1%の人が「リフォームをしたいと思う」と回答したそうです。

続いて、全回答者に「現在の住宅をリフォームしたい/したかったと思いますか」と聞いたところ、「ややそう思う」(29.0%)と「とてもそう思う」(6.0%)を合わせて35.0%の人が「リフォームをしたい/したかったと思う」と回答。

「リフォームをしたい/したかったと思う理由」を世代別でみると、Z世代では「おうち時間・趣味の充実のため」(35.7%)、「快適性・利便性の向上のため」(25.0%)が上位を占めた一方で、ポスト団塊世代では「老後を見据えたリフォームのため」「建物の老朽化のため」(いずれも45.5%)が最多となっていたそうです。

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次に、リフォーム経験者200人に「リフォームした場所」を聞いたところ、「トイレ」(55.0%)が最多に。以下、「浴室」(46.0%)、「キッチン」(41.0%)という結果になりました。なお、「リフォームした理由」については、以下のようなコメントが寄せられたそうです。

【トイレ】
▽タンクレスの温水洗浄機付き便座の設置(40代男性)
▽老朽化と省エネ対策のためトイレ本体の交換(30代男性)
▽老朽化したため最新機能の設置(30代男性)

【浴室】
▽段差があったためバリアフリー化(40代男性)
▽水道管や蛇口の交換(40代女性)
▽経年劣化による部品入れ替え(30代男性)

【キッチン】
▽オール電化でIHコンロに変更(50代女性)
▽水漏れが発生したのでキッチンを新調した(20代女性)
▽水回りが劣化したので全面リフォーム(60代女性)

また、リフォーム経験者に対して「リフォームをおすすめしたいと思いますか」と聞いたところ、「ややそう思う」(56.5%)と「とてもそう思う」(35.5%)を合わせて92.0%の人が「リフォームをおすすめしたいと思う」と回答。

「リフォームをおすすめしたいと思う理由」を世代別でみると、ミレニアル世代では「おうち時間が充実した」(30.6%)が最多でした。その一方で、バブル世代では「より長く現在の家に住めるようになった」(48.6%)、「省エネリフォームで節約に繋がった」「新築より安く抑えられた」「リフォームで自分好みの家を手に入れた」(いずれも25.7%)といった回答が上位に並び、世代によってリフォームに満足している理由が異なることがうかがえたといいます。

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一定の要件を満たすリフォームを行なう場合、所定の補助金額を交付する補助金や支援制度が国では用意されています。そこで、リフォーム希望者140人に「リフォームで補助金や支援制度を利用できることを知っていましたか」と聞いたところ、79.3%の人が「知らなかった」と回答。

他方、リフォーム経験者200人にも同様の質問をしたところ、64.0%の人が「知らなかった」と回答し、リフォームに関する補助金や支援制度を知らずにリフォームを行なっている人も多くいることがうかがえたそうです。