倒れている人の「上半身の起こし方」や「向きの変え方」を警視庁警備部災害対策課公式X(@MPD_bousai)が紹介しています。「てこの原理」を利用するので、ほとんど力は使わないとのこと。起き上がれず困っている人がいたり、介護の時などに役立ちそうです。

目の前に倒れている人がいたら…

同投稿が紹介している方法は以下の通りです。

▽上半身の起こし方
・要救助者の首の下に右手を立てた状態で入れ、左手はへその所に置く
・要救助者を起こし、右膝で要救助者の背中を支える

▽向きの変え方
・起こした後は、要救助者の膝の下に左手を入れる
・左手で要救助者の足を少し浮かせ、お尻を軸に回す

※向きを変える時の姿勢は「上体起こし(いわゆる腹筋運動)」をイメージすると良いそうです

同投稿には、5月17日までに3900件を超す「いいね!」が集まり注目されています。「もしもの時のために覚えておきたい知識」「高齢の両親がいるので参考になります」といった声も寄せられています。

▽出典:倒れている人の上半身の起こし方や向きの変え方/警視庁警備部災害対策課公式X