『⚡️』の絵文字と共に、ポップなイラストの女の子が日本刀を抜く動画を投稿したわすさん (@Cermrnl)。なんとこれ、アニメーションやCGではなく、紙の人形を人力で動かす動画! まるでアニメのようになめらかに動くペーパーパペット(紙人形)の動画に、国内はもちろん、海外からも絶賛する声が多数寄せられました。

「え!すご!」
「Wow!So cool!」
「一つ一つの動作がカッコいい!」
「瞬きも凄い!!」
「滑らかに動かす技術もすごい」
「アニメーションの様で凄くスムーズ!」
「どんな仕組みか全っ然分からんけど凄いです!」

「クールジャパン」と呼ぶにふさわしいポップでかっこいい「動く紙人形」作品を制作しているのは、ペーパーパペット作家でイラストレーターのわすさん。今回投稿された『⚡️』のコンセプト、動く紙人形を制作し始めたきっかけなどを聞きました。

──今回、投稿された『⚡️』は、どういうコンセプトで制作された作品なのですか?

「はっきりしたコンセプトはないのですが、私自身が、以前は作れなかったような動きを実現したかったのと、見た人がびっくりするような動きを表現したくて制作しました。あとは自分の好みです……」

──『⚡️』のタイトルから、人気アニメを連想した方もいらっしゃいました。わすさんご自身は、「シュバって(抜刀する動きが)雷みたいだな〜と思って」「某アニメを全く意識しないで作ったんだけど、似ているところが多くてちょっと恥ずかしい...」とツイートされていた通り、意識されていなかったんですね。

「はい、その通りです……。タイトルをつけるのが恥ずかしいので、いつも絵文字の中からタイトルを選んでいるのですが、今回一番作品に近かったのが『⚡️』だったことから、この作品名を付けました」

──「動く紙人形」を制作され始めたきっかけを教えてください。

「動く紙人形を作る前は、動かない紙人形を実際の風景の中で写真に撮って、まるで現実世界に2次元のキャラクターがいるような作品を作っていました。そこで、紙人形が動いたらもっとキャラクターが生き生きするのでは?と感じ、動かし始めたのがきっかけです」

──作品を作る際はどんなことから発想するのですか?

「楽しい気落ち、悲しい気持ちなどの感情が作品のインスピレーションにつながることが多いです。また、現実世界で動くものすべてがインスピレーションです」

── CGなどではなく、あえて「紙」という素材を使って作品を制作されているのは?

「紙を使っているのは、身近な素材であり、制作しているのが2Dキャラなので、できるだけ厚みを薄くしたいということと、2Dキャラが3Dの世界に存在しているみたいな感じが面白い、という理由からです。そして、ここがかなりこだわりなのですが、CGを使わないのは、生きているもの(人間)が動かすことによって人形が生きる、と思っているからなんです。手もとをわざと映しているのはそれが理由です」

──今後の予定を教えてください。

「コロナの影響で開催されるかは危うい状況ですが、2022年にアメリカのカリフォルニアで開催予定の【CAPSULECORNER】という展示・販売のイベントに出品する予定です。ガチャガチャと併設された展示ルームで、グッズの販売とイラストの展示を一緒に行います」

わすさんのポップでクールなペーパーパペット作品は、オンラインショップから購入できます。海外からの人気も高くすぐに完売になってしまいますが、現在、新たなキットも制作中とのこと。楽しみです!

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)