美しい藤の花の映像とともに、「あんた誰」とツイートしたゆきっぺさん (@tyunyuki) 。動画がスタートすると、見惚れるような満開の藤棚が映し出されていきます。その時、カメラがとらえたのは、画面の向こうからタタタタッとやってくる白っぽい「何か」。

一直線にこちらに向かってくるその「何か」に、「えっ⁈ 何?何?何?」と、動揺するゆきっぺさん。

さらに、その足元にもふもふした「何か」が急接近!そしてそのまま、藤棚の向こうへと走り去っていきます。

「……誰? こんなことってある?」と、思わずつぶやくゆきっぺさん。すると、動画を見たネット民が、なんと、即座にその「何か」を特定したのです!

「ニホンアナグマやん!」
「アナグマ!若林にも居るんですねぇ!」
「ちょっとスピード落として挨拶してくれたみたい」
「一度挨拶にきたみたいでかわいいと思ってしまいました。。。」
「アナグマは可愛いだけでなく、美味だそうです」
「噛まれなくて良かったですね」
「最後の”誰…”がツボです」

撮影者のゆきっぺさんは たくさんのリプライに対して、「寄って来たので足元の匂いでも嗅がれるのかなぁと思いました」「まさかこんなに近寄って来るとは思いもしませんでした」「攻撃されないようにとりあえず大人しくしてみました」と、返信。

これまで、タヌキやキツネには何度か遭遇していたそうですが、実物のアナグマを見たのはこれが初めてなのだとか。おかげで、藤棚の向こうからタタタタッと近づく動物の正体が何かわからず、「本当に謎」だったと言います。

「タヌキにしては白いし、ハクビシンにしては丸っこいような……何だ? 何だ?って感じでした」(ゆきっぺさん)

アナグマとの遭遇が撮影されたのは、宮城県白石市にある若林公園の遊歩道。たまたま見かけたツイートで若林公園の藤棚の美しさを知り、この日初めて訪れたそうです。

「藤が本当に素晴らしかったので、小鳥のさえずりと共に、藤の花の映像をお届けしたくて動画を撮っていました。すると、画面に動く白い何かが映り込み、こちらに来ていることに気づきました。まさかアナグマがフレームインするとは思いませんでした(笑)」(ゆきっぺさん)

この日、ゆきっぺさんは若林公園に一人で訪れていました。リプ欄には、「私だったら走って逃げそうです笑」という声も寄せられていましたが、動画から聞こえる声から、撮影時、正体不明の”何か”に、かなり動揺されていたことがわかります。

「公園に着いた時は、私の他に男性が一人いらっしゃいました。その方とはかなり距離をとって撮影していたのですが、その男性がいらした方向からアナグマが来たので、もしかしたらその方も遭遇されていたかもしれません。アナグマが通り過ぎた直後にもう一組いらしたので、もしかしたらその方達もアナグマを目撃されたかもしれませんね」(ゆきっぺさん)

たくさんのリプライの中には、「このアナグマは後ろ足を怪我しているのでは?」「アンヨが痛いから見て欲しかったのでは?」という声も寄せられていました。改めて動画を確認すると、なるほど、アナグマは左後ろ足をかばって走っているように見えます。

「撮影していた時は焦っていて気づかなかったですね。リプライで教えて頂き、よくよく見てから気づきました。どうかこの子の今後の生活に支障がなければなと思います」(ゆきっぺさん)

アナグマは夜行性の動物のため、今回のように、日中みかけることは珍しいそうです。

「棘を抜いてあげたら、その晩アナグマが恩返しに...(妄想)」というリプライもありましたが、ひょっとして本当にアナグマは、ゆきっぺさんに何かを伝えたくて近づいてきたのでしょうか?

幻想的なほど美しく咲き誇る藤を見ていると、そんなおとぎ話みたいなことが起きたとしても、なんだか不思議ではないような気がしますね。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)