次なる台湾スイーツはこれだ―。「ふわふわ・ぷるぷる・しゅわしゅわ」などと表現される独特のやわらかな口当たりと、ボリュームある見た目が特徴の台湾カステラ。日本で徐々に話題となっており、岡山県内でも専門店がオープンしたり、既存店が新商品として販売したりするなど注目を集めている。

 台湾カステラは日本のカステラに比べてふわふわの軽い食感で、甘さは控えめ。かき氷やタピオカに続く台湾発のスイーツとして、全国で扱う店が増えている。

 4月から販売を始めたのは、イオンモール岡山(岡山市北区下石井)に店をかまえる「辰杏珠(シンアンジュ)×黄白白(ファンパイパイ)」。既存のタピオカドリンク店をリニューアルして再スタートした。

 無添加の材料にこだわり、1番人気のプレーン(630円)など3種類を店で焼き上げる。冷やしても温めてもおいしいといい、坂本将大店長は「温かさによる食感の違いを楽しんでほしい」と勧める。

 台湾カステラPULLF岡山駅前店(同駅前町)は、6種類(648〜756円)を用意。プレーン、チョコレート、黒ごまの3種類をレギュラーに、抹茶とイチゴ、ミルクティーを曜日替わりで提供する。

 昨年11月から営業。甘すぎないシンプルな味のため台湾では朝ご飯にする人もいるといい「好きな種類を選び、気軽に台湾気分を味わって」とオーナーの渡辺秀樹さんは呼び掛ける。

 県産素材にこだわるのは、洋菓子店「ル・ヴェール」(倉敷市広江)。4月下旬に売り出し始めた台湾カステラには吉備中央町産米粉を使用。小麦粉よりもちもちとした食感になるといい、他にも井原市美星町産の卵、岡山市産の蜂蜜を入れる。原則毎月第3日曜にだけ登場する限定品で1個800円。

 生クリームやフルーツを挟んだ「ほわほわさんど」(2個800円)も提供する。オーナーの片岡由治さんは「シンプルな分、素材の味が生きる。従来のカステラでは想像できないスフレのような軽い食感を楽しんでもらえれば」と話している。

(まいどなニュース/山陽新聞)