40年以上の使用に耐え、いよいよ寿命を迎えつつある三菱電機製のエアコン「霧ヶ峰」がSNS上で大きな注目を集めている。

きっかけになったのは

「さすがに寿命か…。なんせもう40年以上使ってるし。ってか、むしろ今日まで壊れなかったことを褒めてやりたい。このエコって言われる時代に、エコとは全く無縁の単に部屋を冷やすだけのエアコンだけど"部屋を冷やす"って本来の能力だけは最新のエアコンも比じゃないレベル。ありがとう霧ヶ峰。」

と、霧ヶ峰との思い出をふり返る「ねじくん」さん(@nejikun2021)の投稿。

木目調でやや縦に長い懐かしいデザイン…ねじくんさんの投稿に対しSNSユーザー達からは

「ウチの実家もこんなエアコンでしたわ大爆笑 しかし5年程前に部屋を冷やす機能を無くし、音がうるさい機能が追加されたのでお役御免 32年程の現役生活でした」
「40〜50年前のエアコンは重量が今の1.5倍。鉄板の板厚も違う。他の機械もそうですが今の設計発想は10年以上使えるのはオーバースペック。電気代も昔のは倍ですが。」
「ほんと昔のエアコンは容赦ないですよねオンにした瞬間からありえないくらい冷たい風がかなりの勢いで吹き出てきますもん」
「霧ヶ峰のメーカーに勤めておる者です。長期間ご愛顧いただき、ありがとうございます!」

など数々のコメントが寄せられている。

ねじくんさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):昔のエアコンは本当に長持ちしましたよね。これまでの霧ヶ峰の使い心地はいかがだったでしょうか?

ねじくん:とにかく冷やすことに関してはハンパないです。古いものですがコンセントももちろん普通のコンセント対応ですし、故障も全く無かったので、使い心地という意味では全く問題なかったです。融通が効かずに、冷えすぎるぐらい冷えます。ただ、電気代はやっぱり高いですね(笑)。ちなみにリモコンは有線です。

中将:ねじさんの霧ヶ峰を見て懐かしく感じる方が多かったようです。これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。

ねじくん:共感して頂ける内容がほとんどでなによりです。ごくわずか、「今の時代に、環境に配慮してないからうんぬん…」といったリプがありましたが(笑)。

◇ ◇

ねじくんさんはエアコンを買い替えようと思い今回の投稿をしたそうだが、あまりにも猛烈な反響に「動くうちは使おう」と思い直したそうだ。

20代以下の若い世代になるとこういったエアコンをご覧になったことのある方は少ないだろう。近年のエアコンも電気代が安くなったり細やかな機能が備えられ良い点は多いのだが、昔のものにくらべ圧倒的に太刀打ちできないのは寿命の短さ。機体が長持ちすることも重要なエコだと思うので、メーカーの方たちにはぜひその点を再検討していただきたいものだ。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)