「整体を受けに来たら、猫がやってきて、勝手に膝に乗る店」と、ツイッターに動画を投稿したhiro@整体院 キュベレイさん(@cybele_nakano)。

そこに映っていたのは、整体院の待合室に設置された猫扉から、クックッと小さく鳴きながらトトトッと走って来て、足元に身体を擦り付けたと思ったら、ぴょんとひざに飛び乗り、可愛くニャニャッと鳴く猫ちゃんの姿。

癒し度満点の猫サービスに、「神対応!」「毎日通いたい」と悶絶するリプライが殺到しました。

「天国ですか?(*´ω`*)」
「今日はどうしたんですか?とか聞いてそう」
「可愛い♡ 通いたい」
「アニマルセラピー付きのお店」
「身体も心も癒されますね」
「顔の表情筋が柔らかくなる施術ですね!」
「これだけで疲れも何もかも吹き飛ぶわ」
「チップ払いたくなる」
「これが本当の招き猫だな」

動画を投稿したのは、長野県安曇野市にある、健康保険を利用した訪問マッサージと整体院のお店「キュベレイ」の店長さん。店長さんがお一人で営まれている整体院兼ご自宅には、茶トラの紅茶ちゃんと小紅ちゃん、黒トラの豆茶ちゃん、青猫の麦茶ちゃん、キジトラの小豆ちゃんとアムロくん、シャアくんの、計7匹の猫ちゃんがいます。

動画に登場したひざ乗り猫ちゃんは、甘えん坊で人懐っこい4歳のメス、小豆(あずき)ちゃん。施術を受ける前に心が癒されそうな小豆ちゃんの可愛い接客サービスについて、店長さんにお話を伺いました。

ーー撮影時、どんなタイミングで小豆ちゃんはやって来たのですか?

「私が待合室で座っていたらやって来て、お客さんが来るまでひざの上で甘えてました」

ーー猫の癒しサービスは誰でも受けられるのですか?

「猫がひざに乗るのは猫の気分次第なのですが、基本、無料の標準サービスです。待合室のお客さんをお呼びしようとすると、猫がひざに乗っていて身動きが取れないこともあります」

ーーそれは動けませんね(笑)。

「7匹の猫のうち、ひざ乗りをするのは小豆と紅茶。紅茶は老猫なので気が向くと接客する感じで、豆茶は人見知りなので、常連さんにだけ接客します。麦茶は気まぐれに接客する子で、小紅はお腹が空いてると顔を出します。動画にも登場した小豆はいつも積極的に接客してくれます。シャアはごくたまに顔を出しますが、お触りはできません。アムロはまず顔を出さないですし、私にも懐いていません」

ーー店長さんにも懐いてないアムロくんを含む7匹はそれぞれどんな経緯でお迎えに?

「いちばん古株の紅茶と豆茶は、一緒に捨てられていたところを妻が保護しました。麦茶は私が里親募集でもらって来た子で、小紅は当店がプレハブだった時代に店にいついた子です。元捨て猫の小豆と、多頭飼いの崩壊現場から引き取ったアムロとシャアも保護猫です」

ーーみんな保護猫なのですね。施術中は猫たちはどこに?

「以前は施術中、お客さんの身体の上に猫が乗っていたこともあったのですが、現在は施術中は猫の立ち入りは禁止です。訪問マッサージにも猫は同伴しません。施術中、猫スタッフは2階の自宅や待合室で待機しています。時折、ドアの外で早く遊べと鳴くこともあります」

ーー猫サービスが受けられるのは待合室だけなのですね。

「時間がある時は、施術室の消毒をしている間、お客さんに猫と触れ合ってもらいながら、準備ができるまでお待ちいただいています。施術後も、待合室のソファーで猫が待っていることは多いです。ソファーで横になっていれば、お腹に乗ってきたり、フミフミすることもあります」

ーー施術で身体が楽になるうえ、心も癒されますね。

「痛みの中でも特に慢性痛は、社会面や心理面の影響が強いということは、もっと広まって欲しいですね。地元で信頼されているお店を目指していますので、少しでも早く症状が改善することを心がけて施術しています。また、医学的根拠の薄いことは行わず、徒手療法(手を用いた治療法)でできる範囲の施術を行います」

 ◇ ◇

身体の痛みや不調に対して、「ストレスが原因」と診断を受けても、ストレスなく生きることはできず、結局、具体的な対処がわからずじまいになることがほとんど。その点、丁寧な施術に加えて、猫の癒し効果もストレスや痛みを和らげてくれるのであれば、これほど具体的で嬉しい対処法はありませんよね。

リプライの中には、「猫好きだけどアレルギーが……」という声もありましたが、そういう方の来店時には、「事前に念入りに掃除機がけをして、猫の立ち入りを禁止します」と、hiro@整体院 キュベレイさん。

「ただ、アレルギーは命にも関わるので、猫アレルギーをお持ちの方は、当店の動画を観て猫の様子を楽しんでいただけたら」(hiro@整体院 キュベレイさん)

hiro@整体院 キュベレイさんのツイッターには、日々、猫たちの様子がわかる動画が投稿されています。滅多に待合室に顔を出さない子を含む、7匹の猫スタッフの紹介動画も投稿されていて、視覚的な癒し効果も抜群です。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)