ぼてっとしたフォルムに、心癒やされる人も多いでしょう。モルモットが車になったキャラクター「モルカー」は、幅広い世代に大人気。「ペットのように現実の世界で触れあいたい…」と妄想する人も多いのでは。それを実現したのが、富山市のイラストレーター、谷さんです。約40個の牛乳パックをかき集め、大人がまたがることができる大きさに仕上げました。公園で一緒にブランコや滑り台を楽しむと、あれれ、モルカーもうれしそう?

谷さんが作ったのは、高さ35センチ、幅40センチ、長さ75センチのサイズ。たくさん種類があるモルカーの中から、「シロモ」にトライしました。

モルカーは、ストップモーションアニメ「PUI PUI モルカー」に登場するキャラクターとして人気を集めています。コロナ禍、かわいらしい表情や動きのモルカーに癒やされる大人が続出し、谷さんも「か・・・かわいい・・・たまらん」と、とりこに。今年の初夏の時点では販売されているグッズが少なく、自分で作ることにしました。

材料は100円ショップで調達、完成まで1週間

材料は、身近にあるものや、100円ショップで購入した商品を使用。園芸用キャスター付き台車や、発泡スチロール、スポンジ、綿、バスタオル、フェルトなどをそろえました。中でも、集めるのが大変だったのが、土台となる牛乳パック約40個。谷さん家族は牛乳を飲まないことから、県外の知人にも協力を呼び掛けて確保しました。

土台は、牛乳パックで作った三角柱を束ねて作りました。

周りに発泡スチロールを付けて形を整え、座り心地をよくするためスポンジで覆います。これに白いふわふわのバスタオルをかぶせ、形に合わせて縫い、黒いカプセルで目を付けます。ドアミラーや鼻、口、涙、タイヤも付け、約1週間かけて完成しました。土台にキャスターを付けたので、自在に動き回ります。「縫い物が大嫌いで、雑巾を100円ショップで買うのが当たり前の私が頑張りましたよ!」と話します。

シロモから「構ってよ」の声?愛くるしさマックス

 「目が大きすぎたかもしれないけど、ペットとか子どものようにかわいくなってきて」と谷さん。「本人(モルカー)が喜んでくれるかな?」と、富山市内の公園に連れて行くことにしました。ここから、モルカーの世界へどっぷりつかります。

後日、友人のハーブガーデンにも連れて行きました。

自宅では、谷さんや夫を乗せてくれました。またがったり、横向きに座ったりしても、何のその。「ご主人様、お任せあれ!」と話しているよう。存分に遊んだ谷さんは「イタい大人が、めちゃくちゃ楽しみました」と笑います。

禰豆子の箱も!親子で大型工作にチャレンジしてみよう

ちなみに、谷さんは以前、大ヒット漫画「鬼滅の刃」に登場する禰豆子がいつも入っている箱を、段ボールや100円ショップで購入した材料で仕上げました。

今回作ったモルカーは、禰豆子の箱に比べると20〜30倍、苦労したそうです。が、材料はどちらも身近に手に入るものばかり。たっぷりあるおうち時間にチャレンジしてみるのもいいですね。

(まいどなニュース/コノコト)